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エルゼビア社とのライセンス契約を巡り、ドイツの研究者5人が相次いで編集者を辞任
2017年10月18日 | ヨーロッパ

Science誌によると、エルゼビア社とドイツ全体でのライセンス契約の締結を目指すDEALプロジェクトとのオープンアクセス(OA)と購読料に関する交渉の最中、ドイツ有数の研究者5人がエルゼビア社の出版するジャーナルの編集者を辞任したと報じている。これら研究者5人に続き、今後辞任する研究者が増えることが予想される。

 

2016年12月にDEALとエルゼビア社とのライセンス契約交渉が決裂に終わり、一時ジャーナルへのアクセス権が喪失したが、エルゼビア社は2017年2月にアクセス権を回復させ、その後も交渉が続けられていた。しかし4月には再び交渉が不調に終わったと発表していた。

 

他方、シュプリンガー・ネイチャー社とワイリー社とは2017年より交渉を開始し、両出版社とは基本的な合意に達し、2018年末まで購読契約が延長された。

 

[ニュースソース]

German researchers resign from Elsevier journals in push for nationwide open access - Science 2017/10/13


[関連記事]

DEAL and Springer Nature: First results of the negotiation - German Rectors' Conference 2017/10/12


[小欄関連記事]

2017年04月04日 ドイツDEALプロジェクトとエルゼビア社との交渉が再び不調に終わる