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米国科学アカデミー紀要、オーサーシップ・ガイドラインを公表
2018年03月08日 | 北米・中南米

米国科学アカデミー紀要(PNAS)はこのたび、"Transparency in authors' contributions and responsibilities to promote integrity in scientific publication"(試訳:著者の貢献における透明性と科学論文の公正を高める責任)(pdf:4ページ)と題するオーサーシップ・ガイドラインを公表した。

 

<抄録>

科学出版においてデータと方法の透明性を高める動きがある中、本稿はどの著者がどの貢献に責任を有するかを明らかにするジャーナルのオーサーシップ・ポリシーと手順に変更を加え、リストが完全であることを保証し、また獲得するオーサーシップ・クレジットの正当性を明確に示す基準を提案する。これらの目標の達成には、オーサーシップに共通の透明な基準の採用、責任著者の責任を説明すること、貢献の帰属方法であるContributor Roles Taxonomy (CRediT)を取り入れ、論文のメタデータにその情報を含め、また著者のORCID永続デジタル識別子の使用を提案する。大学や研究機関は、著者の役割と責任への期待を明記し、研究チーム全体でオーサーシップを議論するため共通の理解が得られるようにすることを提案する。さらに、資金提供機関がORCID識別子を採用し、CRediT分類を取り入れることを提案する。科学会はこれら提案に署名し、会合や出版プログラムを通して促進することにより、オーサーシップの透明性をさらに高めることを奨励する。


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