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STI Updates

Plan Sはもっと柔軟であるべき(記事紹介)
2018年10月09日 | ヨーロッパ

OA(オープンアクセス)出版の解説記事などを配信しているOpen Scienceブログに、9月30日、"The Intention of the Plan S to Cap Article Processing Charges and Favour Gold Open Access Meets with Industry Criticism"(試訳:APC(論文掲載料)の上限設定およびゴールドOAを推奨するPlan Sの目的が、出版業界の非難にさらされた)と題する記事が掲載された。

 

Plan Sの原則には、2020年以降、欧州域内の助成機関から助成を受けて行った研究の成果を、OAジャーナルあるいはOAプラットフォームで公開する義務が含まれている。

 

本記事では、任意にAPCの上限を設けることは長期的な予算削減に貢献するものの、ジャーナルの質の維持の観点から好ましくないと指摘。さらに、ハイブリットOAを助成対象から除外することで生じる科学ジャーナル出版業界への負の影響などを述べながら、Plan Sに柔軟性を持たせることや出版業界や研究者らと議論を深めるべきと主張している。

 

[ニュースソース]

The Intention of the Plan S to Cap Article Processing Charges and Favour Gold Open Access Meets with Industry Criticism ― Open Science 2018/09/30 (accessed 2018-10-01)

 

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