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STI Updates

鳥インフルH5N1研究、WHOで討議
2012年02月20日 | その他

鳥インフルエンザH5N1研究がテロへ悪用される恐れがあるとして米国バイオセキュリティー国家科学諮問委員会(NSABB)から論文の一部削除を勧告され、研究者39名が研究を一時中断することとなった問題で、世界保健機関(WHO)は2月17日、専門家会合を開催した。

WHOは2月17日、ニュースリリース"Public health, influenza experts agree H5N1 research critical, but extend delay"で、「論文の全文掲載一時禁止措置は、公益に鑑み、延長する」「研究は、公益のため、継続する必要がある」と結論した会合の模様を紹介した。

一方、nature誌は2月17日、記事"UPDATED: Avian flu controversy comes to roost at WHO"で、「論争の的になっている研究成果は全部公表するべきだ」「自発的な研究一時中断期間60日は延長する」ことで合意したと、WHOとは異なるニュアンスで報じた。また、22名の会合参加者はインフルエンザの学術研究者が圧倒的に多く、国際的に名のある公衆衛生関係者や、リスク評価・バイオセーフティ・バイオセキュリティ専門家は殆どいなかったとしている。

Nature誌と共に論文掲載一部削除を求められたScience誌は、本会合に関する特段の記事を掲載していない(日本時間2月20日16時時点)。

[ニュースソース]
上述