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ハーバード大、学術誌の価格高騰に危機感、講読中止検討案を提示

ハーバード大学の学務審議会(Faculty Advisory Council)は、学術誌の価格高騰が続いていることを受け、「少なくとも大手出版2社の電子ジャーナルは、従来と同条件での講読は困難になった」として、講読継続の中止に向け、次の取り組み検討案を発表して意見を求めている。

(1~6は教職員と学生向け、7~9は図書館向け)
1. 学内オープンアクセス(OA)方針に基づき、論文をDASHに投稿し公開せよ。
2. 論文は、OA誌または購読料の適正な学術誌に投稿せよ。
3. ジャーナル編集員の場合、OA出版が可能か、購読料の適正な出版社から出版が可能かを検討せよ。出来ない場合は、辞任も考えよ。
4. 専門組織に問題を提起せよ。
5. 学協会に専門分野の学術文献を管理するよう、または、電子ジャーナルの管理をlibrary-friendly組織に移管するよう、勧めよ。
6. 同僚と選択肢を話し合え。
7. バラ売りの購読契約を締結せよ、高利用率のジャーナルに絞れ。
8. ジャーナルをPay per use制に移行させよ。
9.条件を公開できる購読契約を求めよ。

[ニュースソース]
Faculty Advisory Council Memorandum on Journal Pricing
Major Periodical Subscriptions Cannot Be Sustained
– Harvard 2012/4/17