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STI Updates

エルゼビア社ボイコットから1年、何が変わったのか(ブログ紹介)

世界有数のSTM出版社Elsevierをボイコットしようとする運動が始まってから1年が経つが、この期間に何が変わり何が変わっていないのかを、事の発端をつくったTimothy Gowers 氏(ケンブリッジ大学の数学者。1998年フィールズ賞受賞)が、ブログ"The Elsevier boycott one year on"で振り返った。

新しいタイプのオープンアクセス(OA)誌が発刊され、OA運動が拡大したこと、エルセビア社の態度が軟化したこと - 米法案H.R.3699(Research Works Act、RWA)の支持を撤回したこと、多くのジャーナルのバックナンバーを利用可能としたこと、arXivへの論文プレプリント収載を認めたこと、わずかながらも値下げしたことなど - は喜ばしいが、根本的な問題 - Big Dealsによる図書館への抑圧 - は残っており、今後もボイコットを続けたいとしている。

[ニュースソース]
上述

[ボイコット関連小欄記事] 時系列  
2012年2月1日(水曜日) Elsevierへ強い風当たり
2012年2月3日(金曜日) 一石が引き金となったElsevierボイコット問題(The Economist記事紹介)
2012年2月9日(木曜日) Elsevierユニバーサルアクセス担当ディレクタとの一問一答
2012年2月21日(火曜日) 関係者が語るElsevier問題(音声ファイル付)
2012年2月24日(金曜日) 米11大学長、OAを支持、Elsevier問題にも言及(記事紹介)
2012年2月28日(火曜日) Elsevier、米法案"Research Works Act"の支持を撤回、立法での義務化は反対
2012年2月28日(火曜日) Elsevier、数学界へ書簡を宛てる
2012年3月8日(木曜日) Elsevierボイコット運動、2人の火付け役に訊く(記事紹介)
2012年4月11日(水曜日) 「態度を明らかにした数学者たち」-Elsevierボイコット問題論考(arXiv論文紹介)
2012年4月11日(水曜日) 「学界の春」の足音(記事紹介)
2012年4月18日(水曜日) 「学界の春」関連記事集(the guardian記事紹介)
2012年4月19日(木曜日) SPARC、OA促進に向けた決起を呼びかけ