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学術論文の見つけ方(調査報告書)
2016年04月15日 | ヨーロッパ

出版業のコンサルティング企業Simon Inger Consulting Ltdはこのたび、”How Readers Discover Content in Scholarly Publications"(試訳:学術論文の見つけ方、pdf:66ページ)と題する調査報告書を公開した。著者はTracy Gardner氏とSimon Inger氏。本調査は、学術論文の読者(サンプル数:40,439人)に対し、2005年、2008年、2012年に引き続き201511月、12月に実施したジャーナル文献とオンライン書籍の発見に関する大規模な態度調査。

 

「結論」より抜粋

コンテンツの発見は激しい競争状態にあり、明確な勝者というものは存在しない。読者は目的に応じて広範な発見ツールを使用している。

 

コンテンツの発見に利用できるリソースの認知に違いが見られる。特に情報リテラシーの訓練が進んでいる富裕国の学術部門においてはリソースの認知は高いが、企業やチャリティ部門、途上国においては、検索の知識レベルは低く一般的検索エンジンに依存している。

 

図書館のディスカバリー・サービスと出版社Webサイトの投資と改善効果はうまくペイオフしている。これらの利用は2012年以降、特に学術部門での伸びが大きい。同時に抄録・索引データベース(A&I)はいまだ最も重要な発見源ではあるものの、多くの分野や部門において、利用頻度がいくらか減少しているようだ。

 

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How Readers Discover Content in Scholarly Publications - Scholarly kitchen 2016/3/30