科学技術情報流通技術基準

参照文献の書き方

Description of Bibliographic References



1. 基本的事項

1.1 適用範囲

 この基準は,文献を参照する際に記述すべき要素,その選定,表記法について原則と指針を与えるものである。
 この基準は,次のような文献を参照するときに用いる。

雑誌図書論文集レポート学位論文
会議資料プレプリント特許文献規格文書ウェブサイト,ウェブページ
メーリングリスト電子掲示板データベースコンピュータプログラム

 なお,この基準でいう参照文献には,参考文献,引用文献を含む。

1.2 基準の対象者

 この基準は,参照文献を実際に書き,かつ利用する著者と,その書き方を規定する編集者等を対象としている。

1.3 参照文献の役割と要件

(1)論文を作成する際に引用した文献,参考にした文献は,著者がその出典を明示しなければならない。

(2)参照文献の記述にあたっては,読者がその参照文献にたどり着けるだけの十分な書誌事項を示さなければならない。

(3)参照した文献を明示することは,著者と読者が共に既存の論点を整理することを助け,論文に示される新規性,独創性を明らかにすることでもある。

(4)参照した文献を明示することにより,著者側から読者に関連資料の存在を伝えると同時に,読者側からはその研究分野の動向を確認・評価することが可能になる。

(5)参照した文献としては,一次情報が示されることが望ましい。著者が読んでいない資料に依拠し,それを参照したものとして示すことは,論文内容の記述に対する信頼性を欠くことに繋がる。




2. 用語の意味

この基準に用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。

(1)ウェブサイト,ウェブページ(web site, web page)

 WWW上のページのことであるが,ウェブページは個々のページのことを,ウェブサイトはウェブページの集合体を指す。ウェブサイトのトップページはホームページと呼ばれることが多いが,定義があいまいなのでここでは用いない。

(2)会議資料(conference material)

 学術的な会議や研究集会における発表や講演内容を収録した資料の総称。具体的には,会議要旨集,会議予稿集,会議報告書などが含まれ,図書や雑誌,レポートなどのさまざまな形態で刊行される。

(3)書誌要素(bibliographic element)

 書誌記述を構成し,それ自身で独立した情報の記述単位。

(4)シリーズ(series, monographic series)

 多数の個別の図書が,通常は,同一の出版者から,統一した装丁と共通する総合タイトルをもち,番号をつけ,又はつけないで,逐次刊行される場合,全体をシリーズという。叢書。

(5)入手方法(source statement)

 入手が一般的に困難な文献や,発信者に直接アクセスして入手できる文献の場合にその入手先を記述し,読者の文献入手の労を助ける。この入手先や入手方法に関する記述を総称して入手方法といい,具体的にはURLや入手した機関名,データベース名などを記述する。

(6)入手日付(date of access)

 文献を参照したり入手した年月日をいう。ウェブサイトやウェブページなどネットワーク経由で入手する文献は,削除されたり更新されることがあるので,参照したり入手した年月日を書くことにより,その文献の内容を特定する。

(7)媒体表示(medium designator)

 印刷媒体以外の形態又は材料を有する資料であることの表示。

(8)柱(running head)

 書籍,雑誌などの印刷物で,ページの上下の余白部分に印刷された,書籍名,章節などの見出し,月号等の記載。学術雑誌では,誌名(又は略誌名),論文等の標題(又はその簡略形),著者名,発行年,ページ等の書誌事項が印刷されていることが多い。

(9)版表示(edition statement)

 第2版,改訂版,増補版など,資料の版次あるいは版の種類を示す表示をいう。同じタイトルの資料であっても,何回目のどのような版なのかを記述することによって,他の版との相違を明確にする。

(10)標題紙(title page)

 図書の書名,著者名,出版者名等を記し,本文の前につけたページ。出版年等を標題紙の裏ページに記すことも少なくないので,書誌要素の情報源として最も重要である。日本の図書は,通常,標題紙裏を用いず奥付がこれに代る。逐次刊行物は標題紙をもたず,書誌要素は表紙及びマストヘッドから採るのが普通である。

(11)プレプリント(preprint)

 雑誌や図書に掲載予定または査読前の論文を,刊行前に公開したもの。インターネット上にプレプリントアーカイブが作成されているものもある。

(12)翻字(transliteration)

 ある言語を表記する通常の文字体系を,他の文字体系で表わすこと。ロシア文字(キリル文字),ギリシャ文字等からローマ字への翻字はISO規格及び標準報告書(TR)がある。

(13)マストヘッド(masthead)

 誌名,発行者,住所,刊行頻度,予約価格,編集委員会名簿等を記載した部分。通常目次ページ又は表紙裏などに掲載される。

(14)役割表示(role indicator)

 本来の著作者以外の役割をもつ人名に付加するその役割の表示。

(15)レポート(report)

 研究開発の成果,中間報告,その他の技術的研究調査の記録を個別に刊行したもの。一般に,(a)シリーズを成し,(b)刊行間隔は不規則,(c)速やかに刊行することに主眼をおき,その多くはレフェリー制度をもたない等の特徴をもち,さらに固有のレポート番号のほかに種々の番号をもつ。

(16)ローマ字書き(romanization)

 ローマ字アルファベット以外の文字をローマ字アルファベットで表わすこと。ただし,本基準では日本語の読みをアルファベットで表わすことをいう。なお「翻字」を参照。

(17)論文集(collective papers, collected papers)

 複数の論文を収録している単行書で,特定主題の論文を集めたものや,記念論文集がある。

(18)DOI(Digital Object Identifier)

 コンピュータ可読の文書,画像,動画,音声など,すべての情報を統一的に同定する識別子。英国オックスフォードにあるInternational DOI Foundation(国際DOI財団)が管理する。

(19)ISBN

 国際標準図書番号。International Standard Book Numberの略。個々の図書を識別するための国際コード。数字13桁(2006年12月までは10桁)から成るが,便宜的にスペース,ハイフン等でグループ化される。通常,標題紙裏又は裏表紙に記載されている。ロンドンにあるInternational ISBN Agency(国際ISBN機関)が管理し,我が国では日本出版インフラセンター内日本図書コード管理センターが国内機関となっている。

(20)ISSN

 国際標準逐次刊行物番号。International Standard Serial Numberの略。個々の逐次刊行物名を識別するための国際コード。数字8桁から成り,便宜上,4字−4字の形にグループ化される。パリにある ISSN International Centre(ISSN国際センター)が管理し,我が国では国立国会図書館がISSN日本センターとなっている。



3. 通 則

3.1 書誌要素

 参照文献の記述に必要な書誌要素には,次のものがある。

(1) 著者などに関する書誌要素

個人著者名,団体著者名
編者名,翻訳者名
特許権者名,特許出願人名,発明者名
発信者名,作成者名

(2)標題に関する書誌要素

論文名
特集標題
誌名
書名
会議予稿集名,会議報告書名,会議名
会議開催地,開催期間,主催機関名
発明の名称
規格文書の名称
その他の資料名 (ウェブサイトの名称,ウェブページの題名,データベース名,コンピュータプログラム名等)

(3)出版及び物理的特徴に関する書誌要素

版表示・バージョン
出版地
出版者
出版年・出版日付
雑誌の巻数・号数
レポート番号,プレプリント番号
大学名及び学位授与年
学位請求論文の種類
特許文献の番号等
公開特許公報等の発行日付
規格文書の番号等
ページ,記事番号
DOI
シリーズ
ISBN,ISSN

(4)注記的な書誌要素

言語の表示
投稿中・出願中などの表示
媒体表示
入手方法(入手先を含む)
入手日付(アクセス日付,参照日付等を含む)

3.2 書誌要素を求める箇所

(1)参照文献の記述に必要な書誌要素は,資料そのものから得ることを原則とする。

(2)雑誌の誌名,巻数,号数等の書誌要素は,表紙,マストヘッド,あるいは柱等から求める。図書の著編者名,書名等の書誌要素は,標題紙又は奥付等から求める。

(3)資料の一部分(雑誌論文,図書の1章等)に関する書誌要素,例えばその部分の著者名,論文名,ページ等は,論文又は該当ページから求める。

3.3 表記法

3.3.1 言語及び文字

 書誌要素は,そこで用いられている言語及び文字で記述することを原則とする。

3.3.2 翻字・ローマ字書き

 翻字・ローマ字書きをする場合は国際規格に従う。翻字及びローマ字書きに関する国際規格を6.2に記載した。

(1)和文文献を欧文の著作において参照するときは,ローマ字で記述することを原則とする。ローマ字書きの著者名,誌名及び書名が併記されているときは,これを転記する。併記されていないときは,その読みをローマ字に変換する。

(2)外国語の文献を和文又は欧文の著作において参照するときは,ローマ字アルファベットを用いる言語は,そのまま転記する。非ローマ字アルファベットを用いる言語は,国際規格に従ってローマ字に翻字することができる。原文にローマ字翻字を付記する場合には,後者を丸括弧に入れる。

3.3.3 略記法

 参照文献における略記の方法は,公刊された基準・規格に準拠する。略記法に関する基準・規格を6.3に記載した。その他の略記 ibid, idem, loc.cit, op.cit は,参照記述が個別に取り出されたとき書誌要素の一部を明示することができなくなるので,用いてはならない。

3.3.4 大文字使用法

 参照文献における大文字の使用法は,原文の言語の慣習に従うことを原則とする。ただし,誌名,書名,シリーズ名においては,初語以外の冠詞,接続詞,前置詞を除く各語の初字を大文字とする。

3.3.5 書体

 特定の書誌要素に,異なる書体(イタリック,ゴシック等)を用いてもよい。

3.3.6 句読点法

 句読点は,個々の書誌要素の区切り等に用いる。参照文献の記述において使用することが望ましい句読点等の記号とその用法を 表1に示した。

3.4 公開されない資料

 著者個人に宛てられた手紙,電子メールその他の公開されない私信等は,「参照の事実の主張あるいは報知」として参照文献に含まれることがある。しかし,他者が情報の内容を確かめ,あるいは利用することができないから,特に必要な場合を除いて参照文献に含めることは避ける。



4. 書誌要素の記述と構成

4.1 著者などに関する書誌要素

4.1.1 個人著者名

(1)和文著者名は,姓,名の順に記述する。

例1. 森康夫

例2. ケネディ, ジョン F.

(2)欧文著者名は,姓,名の順とする。姓と名はコンマで区切る。名は,原論文中の表記に従い,省略することを避ける。

例  Schreger, Howard L.

(3)複数の著者名

(a)著者が複数のときは,すべての著者名を列記することが望ましい。

例1. 島田俊夫,平木敬,西田健次

例2. Folland, Gerald B.; Stein, Elias M.

(b)著者名の記述の省略

 著者が2名を超える場合には,先頭に位置する著者1名を記述し,その他の著者名は,和文著者名では「ほか」,欧文著者名では「et al.」を用いて省略してもよい。

例1. 島田俊夫ほか

例2. Folland, Gerald B. et al.


4.1.2 団体著者名

 その資料の著作に責任のある団体あるいは機関(以下これらを「機関」と呼ぶ)を団体著者とする。団体著者名はSIST 06に従って記述する。

(1)機関の識別が上位機関の名称を示すことによってなされるときは,その上位機関名を先に記述し,次に著作にあたった機関名を記述する。

例1. 東京消防庁消防科学研究所

例2. Carnegie Institution of Washington, Geophysical Laboratory

 上位機関名が記載されていても,通常,固有の機関名で周知され,かつ識別される場合には,直接その機関名を記述する。

例1. <大学共同利用法人情報・システム研究機構>国立情報学研究所

例2. <United Nations> World Health Organization

     <>内は省略可能であることを示す。

(2)機関名は,資料に記載されているとおりに記述することを原則とするが,略記する場合には,公刊された基準やリストにできるだけ準拠する (3.3.3参照)。また,省略形(特にアクロニム)は原則として使用を避けるが,地域,専門領域を越えて広く通用しているものは使用してもよい。

例1. UNESCO

例2. OECD

(3)同一名称を有する異なる機関は,機関名の後に,所在地名を丸括弧に入れて識別することが望ましい。

例1. National Institute of Public Health (Wako, Japan)

例2. National Institute of Public Health (Phnom Penh, Cambodia)

(4)機関名の先頭に付く冠詞及び法人の種類を示す語(財団法人,株式会社,and Co., Ltd., Publisher 等)は,省いてもよい。


4.1.3 著者が不明の場合

 著者が不明の場合は,標題に関する書誌要素から始める。


4.1.4 編者名,翻訳者名

(1)図書(論文集,会議報告を含む)の編者名(editor)が記載されている場合には編者を著者とみなし,そのあとに役割表示「編」,「ed.(複数形はeds.)」等を付けて記述する。

例1. 小坂樹徳編

例2. Van Dyke, M. et al., eds.

(2)図書の1論文,1章を参照した場合,図書の編者名は役割表示を付けて,書名のあとに記述する。

例1.都築正和ほか. “高分子医用材料に対し臨床的に要求される物性機能性”. 医用高分子材料. 医用高分子材料編集委員会編

例2.Hopsinger, E. J. “Snow avalanche motion and related phenomena”. Annual Review of Fluid Mechanics. Van Dyke, M. et al., eds.

(3)翻訳者名は,書名の後に役割表示「訳」,「trans.」等を付けて記述する。

例1. Miller, James D. 仕事に使えるゲーム理論. 金利光訳

例2. Popov, A. Game Theory. Lancaster, M. T., trans. (又はtr. )


4.1.5 特許権者名,特許出願人名,発明者名等

 特許権者名,特許出願人名及び発明者名(考案者名を含む)は,著者名の記述方法に準じて記述する (4.1.14.1.2 参照)。


4.1.6 発信者名,作成者名

 電子メール等の発信者名,データベースやコンピュータプログラムの作成者名等は,著者名の記述方法に準じて記述する (4.1.14.1.2 参照)。

4.2 標題に関する書誌要素

4.2.1 論文名,特集標題

(1)論文名は,原資料に記載されているとおりに記述する。

例1.高速車両の音源の可視化:X字形マイクロホンアレイによる解析

例2.Educational telecommunications services: A case study on an integrated approach

(2)欧文論文において和文論文を参照する場合,欧文の論文名が併載されているときは,これを記述し,併載されていないときは欧文に翻訳し,原文が日本語文であることを言語名又は言語名コードにより表示する (4.4.1 参照)。

(3)特集標題のある論文名は,特集標題,論文名の順に記述する。

例1.特集,元気をもたらすストレス:ストレスをどう測る

例2.Special topic section, Document search interface design for large-scale collection: Multiple viewpoints as an approach to digital library interface
4.2.2 誌名

 雑誌名の表記についてはSIST 05 に従う。

(1)和文誌名は,完全誌名を記述する。

(2)欧文論文において和文誌名を参照する場合には,誌名は原則としてローマ字書きとする。欧文誌名を定めている場合は,必要があれば丸括弧に入れてローマ字誌名の後に付記する。欧文誌名を定めていないものに,欧訳誌名を付けてはならない (3.3.2参照)。

例 Kagaku To Kogyo (Chemistry and Chemical Industry)

(3)欧文誌名は,国際規格に従って略記してもよい。略記形が不明の場合は,略記せずに完全誌名を記述する (3.3.3参照)。

例 (a) 完全誌名 Journal of Physics and Chemistry of Solids

   (b) 略記誌名 J. Phys. Chem. Solids

(4)雑誌が,部(sections),編(sub-sections)等に分かれて発行され,共通誌名のほかに,部(又は編等)の誌名(及び番号)を持つときは,共通誌名に続けて,部(又は編等)の誌名(及び番号)を記述する。

例1. 福井大学教育地域科学部紀要,第2部 自然科学

例2. (a) 完全誌名 Physical Review A, Atomic, Molecular, and Optical Physics

     (b) 略記誌名 Phys. Rev. A

(5)同一誌名を持つ逐次刊行物は,誌名の後に出版地等を丸括弧に入れて付記することが望ましい。

例1. Natura (Amsterdam)

例2. Natura (Helsinki)

例3. Natura (Milano)

(6)投稿する同一雑誌に掲載されている論文を参照する場合でも,その誌名は前記の記述法による。「本誌」,「this journal」等の語又は特殊な省略誌名を使ってはならない。


4.2.3 書名

(1)書名は標題紙に記載されているとおりに記述する。

(2)副書名は,書名の後に記述する。

例1. 分子生物学の基礎:生体高分子の構造と機能

例2. Organic Solvents: Physical Properties and Methods of Purification

(3)欧文論文において和文書名を参照する場合,書名は原則としてローマ字書きで記述し,欧文書名の必要があれば翻訳し,ローマ字書名の後に丸括弧に入れて付記する (3.3.2参照)。

例  Ryutai Rikigaku (Fluid Mechanics)

4.2.4 会議資料名

(1)会議予稿集名,会議報告書名,会議名

 会議予稿集名,会議報告書名,会議名は,資料に記載されているとおりに記述する。数種の会議名がある場合には,主催機関名を含むものを優先して記述する。

(2)会議開催地,開催期間,主催機関名

会議開催地,開催期間及び主催機関名は,会議資料名に含まれているものを再度記述しない。含まれていない要素のみ,会議資料名のあとに記述する。

例  第79回日本整形外科学会学術総会抄録集.横浜,2006-05-18/21

(3)会議資料が雑誌等の一部になっている場合

 予稿集などが雑誌のある号として出版されていたり,又はある号の一部に綴じられている場合は,会議資料名の後にその雑誌名・発行年・巻・号・ページを記述する。

例1.第108回日本補綴歯科学会学術大会抄録集. 日本補綴歯科学会雑誌. 2002, vol. 46, no. 108, p. 59

例2.Proceedings of the Education ISBT/BBTS Meeting. Edinburgh, England, 2004-07-11/15. Vox Sang. 2004, 87(suppl. 1), p. S1-S5
4.2.5 発明の名称

 発明の名称(考案の名称を含む)は,論文名の記述方法に準じて記述する (4.2.1参照)。


4.2.6 規格文書の名称

 規格文書の名称は,論文名の記述方法に準じて記述する (4.2.1参照)。


4.2.7 その他の資料名

 メーリングリストの件名,ウェブページの題名等は,論文名の記述方法に準じて記述する (4.2.1参照)。

 ウェブサイトの名称,データベース名,コンピュータプログラム名等は,書名の記述方法に準じて記述する (4.2.3参照)。

4.3 出版及び物理的特徴に関する書誌要素

4.3.1 版表示・バージョン

(1)版の表示は出版物に記載されているとおりに記述する。ただし,欧文の場合は,アラビア数字及び版次を表す略語を用いる。

例1. 第2版  新版  改訂版  増訂版

例2. 2nd ed.  3rd ed. 2005 ed.  3. Aufl.

(2)初版の場合は版表示をしなくてよい。

(3)コンピュータプログラムのバージョンは以下のように記述する。

例1. 2001年版

例2. 4.2版

例3. Version 1.0 又はVer. 1.0

4.3.2 出版地

(1)出版地は,出版者の所在する都市名を,出版物に記載されているとおりに記述する。ただし,出版地が東京の場合は省略することができる。

(2)出版地が複数の場合には,主要なものが明らかであれば,それを記述し,判断できないときは,最初に記載されているものを記述する。

(3)同名の都市名は,国,州,県名等を付記する。国名等は略記又は省略することができる (3.3.3参照)。

例1. Alexandria, Egypt

例2. Alexandria, VA.


4.3.3 出版者

(1)出版者は,団体著者名の記述方法に準じて記述する (4.1.2参照)。

(2)出版者が,団体著者名あるいは書名の一部として記載されている場合には,出版者を重ねて記述しなくてもよい。

(3)出版者が不明の場合は,[出版者不明]又は [n.p.]と表示することが望ましい。

4.3.4 出版年・出版日付

(1)出版年の記述は,西暦紀年で統一し,アラビア数字で記述する。

(2)2冊以上のセットとなった図書の各冊の出版年が異なる場合は,最初と最後の出版年をハイフンで結び記述する。

例1. 1988-1993 (完結した場合)

例2. 1988-   (刊行中の場合)

(3)出版年の記載がなかったり,あるいは確かでない場合は,[n.d.](出版年の記載がない場合),[1996?](出版年を推定した場合)と表示することが望ましい。

(4)出版日付(公開日付,更新又は改定日付等を含む)
(a)日付の中の年の記述は出版年の記述方法に準じて記述する。

(b)オンライン文献の出版日付,ウェブサイトの更新日付等は以下のように記述する。なお,日付の表記に関する規格を6.4に記載した。

例  2000-02-02

4.3.5 雑誌の巻数・号数

(1)巻数・号数は,アラビア数字で統一する。

(2)巻数に代えて年号が用いられる場合は,その年号を記述し,号数に代えて月又は月日が用いられる場合は,その月又は月日を記述する。

(3)巻号と通巻番号がある場合には,巻号を記述する。

(4)号数あるいは巻数のみの場合は,その号数あるいは巻数を記述する。

(5)巻数・号数以外に詳細な記載がある場合には,号数に続けて記述する。

4.3.6 レポート番号,プレプリント番号

 レポートにおいては,レポート番号を記述する。そのレポート番号が複数個記載されている場合は,すべてを記述することが望ましい。プレプリント番号はレポート番号に準じて記述する。プレプリント・サーバがある場合は,その名称を出版者として記述することが好ましい。

例  arXiv.org e-Print archive, astro-ph/9611229


4.3.7 大学名及び学位授与年

 学位論文において,大学名及び学位授与年は,出版者及び出版年として扱う。

4.3.8 学位請求論文の種類

 学位請求論文の種類は下記のように記述する。

例1. 博士論文,修士論文

例2. Dissertation,  Ph. D. thesis,  Master's thesis


4.3.9 特許文献の番号等

(1)特許文献の番号は国名及び特許種別(特許,実用新案等の別,出願,公開,特許の別)を付して記述する。これらの要素は,資料に記載されているとおりに記述することを原則とするが,慣例に従って略記,省略してもよい。

例1. U. S. Patent 4,184,697

例2. US 4184697

例3. WO 2004002959

(2)日本の特許を欧文論文において参照する場合は,(1)にならう。日本の特許を和文論文において参照する場合は,国名の記述は省略してもよい。

例1. JP 2003-131343

例2. 特開2003-131343

例3. 特公平03-002540


4.3.10 公開特許公報等の発行日付

(1)公開特許公報等の発行日付は,当該公報の発行日を記述する。発行日の月日は省略してもよい。

(2)年は4桁の西暦紀年で,月日もそれぞれ2桁の数字で表示する。


4.3.11 規格文書の番号等

(1)規格文書の番号(規格番号)は,その規格の番号体系にしたがい,資料に記載されているとおりに記述する。

(2)規格番号の後に,参照した規格の発行年を続けて記述する。発行年としては制定年(改正された場合は改正年)を用いる。

例  JIS Z 8301:2000


4.3.12 ページ,記事番号

(1)ページは,数字の前に p. を付けて記述する。

例1.p. 1231-1243 (複数ページ。雑誌の場合は,簡略記述では1231-1243としてもよい。)

例2.p. 45      (単一ページ)
(2)ページが連続していない場合には,次のように記述する。

例   p. 15-20, 22, 24-29

(3)ページ付けが章ごとに分かれている場合には,章番号をページの前に記述する。

例  p. 10.61-10.67 (10章61ページから10章67ページを参照した場合の記述例)

(4)通しページ(一つの巻を通して付されているページ)と各号ごとのページの両方でページ付けされた雑誌の場合には,通しページを記述する。

(5)資料1冊を参照したときは,その本文の総ページ数を,アラビア数字のあとに p. を付けて記述する。

例  167p.

(6) 2冊以上のセットとなった資料の場合には,総ページ数の代わりに冊数を記述する。

例  12冊  12 vols.
(7)ページのかわりに記事番号が用いられている場合は,これをページに代えて記述する。

例  e374

4.3.13 DOI

 DOIは,以下のように記述する。

例  doi:10.1002/S0165-3806(96)00403-8

4.3.14 シリーズ

 図書(論文集,会議報告を含む)が,シリーズ名をもっているときは,シリーズ名とその巻数・号数等を丸括弧に入れて記述する。

例  (情報数理シリーズ, B-1)


4.3.15 ISBN,ISSN

原資料に記載されているとおりに記述する。

例1.  ISBN 978-0-521-82212-1

例2.  ISSN 0027-9135


4.4 注記的な書誌要素

4.4.1 言語の表示

 原資料の言語と異なる言語で参照を記述するときは,原資料の言語名を丸括弧に入れて付記する。この場合,言語名は言語名コードで記述してもよい (3.3.3参照)。

例1.Awano, M. International standardization of industrial process measurement. Keisoku To Seigyo. 1979, vol. 18, no. 6, p. 490-495. (Japanese).

例2.Petrenko, V. V. Spectrophotometric determination of some Sulphanylamides, Zhurnal Analiticheskoj Khimii. 1980, vol. 35, no. 1, p. 200-202. (Russian).

4.4.2 投稿中・出願中などの表示

(1)雑誌に投稿された論文で,掲載が決定している場合は次のように記述する。さらに,雑誌の巻数,号数,発行年等が確定又は予定されていれば,それらも記述する。

例1. 分析化学. 掲載予定

例2. to be published in Yeast. 2007, vol. 24, no. 1

(2)出願中の特許は,出願人名又は発明者名,特許の種類及び出願中であることを記述する。さらに,出願番号,出願日等を記述することが望ましい。


4.4.3 媒体表示

 マイクロフィッシュ,CD-ROM等の媒体については,下記のように記述する。

例1. (Microform),(マイクロフィッシュ)

例2. (CD-ROM),(DVD)

例3. (online) 又は(オンライン)


4.4.4 入手方法(入手先を含む)

 レポート,学位論文,会議報告,プレプリント等入手がとくに困難な資料及びインターネットで入手できる資料を参照する場合,入手先を記述することが望ましい。

例1. 入手先,千葉大学学術成果リポジトリ(CURATOR)

例2. Available from UMI, Order no. 9504164

例3. http://www.jst.go.jp/SIST/

例4. http://www.nlm.nih.gov/pubs/formats/internet.pdf


4.4.5 入手日付(アクセス日付,参照日付等を含む)

 オンライン文献の場合,その入手日付は以下のように記述する。

例1. (入手 1999-12-31) 又は (参照 1999-12-31)

例2. (accessed 2000-01-01) 又は (cited 2000-01-01)


4.5 書誌記述の構成

4.5.1 記述の順序

 記述は,原則として「著者などに関する書誌要素」,「標題に関する書誌要素」,「出版及び物理的特徴に関する書誌要素」,「注記的な書誌要素」の順序とする。記述例を「5. 資料種類別の記述例」に示した。


4.5.2 必須の書誌要素

 文献種別ごとに,必須の書誌要素(必ず記述すべき要素)と補助の書誌要素(有用な情報が含まれているとき記述することが望ましい要素)に区分した。「5. 資料種類別の記述例」は原則として必須の書誌要素で示した。補助の書誌要素に有用な情報が含まれているときは,必須の書誌要素に加えて記述することが望ましい。




5. 資料種類別の記述例

 本章では,参照文献リスト作成の具体的記述例を資料種類別に示した。ご覧いただく際の留意点は以下のとおりである。

(1)各見出しの直下に,記述対象の書誌要素名ならびにその順番を示した。必須項目は太字で,補助項目は細字で示した。また,「(書誌要素)」は,丸括弧の中に書誌要素を記述することを意味する。

(2)各見出しの直下に示す書誌要素は,「冊子体」の場合のものである。オンラインで入手した文献の場合は最後の書誌要素である「入手先」と「入手日付」は必須項目となる。

(3)記述例の多くは,必須項目のみで示されている。参照に際して有用と思われる補助項目は付け加えて記述されたい。

5.1 雑誌

5.1.1 通常の1記事

著者名.論文名.誌名.出版年,巻数,号数,はじめのページ−おわりのページ,ISSN.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).
 ・電子雑誌などで,ページのない場合は,記事番号等を記述する。

例1.和文誌,複数著者,巻・号を完全記述
西潔, 石原和弘. 火山地域における震源計算についての提案. 火山. 2003, vol. 48, no. 5, p. 407-413.

例2.例1の巻・号を簡略記述
西潔, 石原和弘. 火山地域における震源計算についての提案. 火山. 2003, 48(5), p. 407-413.

例3.欧文誌,複数著者,完全誌名,巻・号を完全記述
Pisciella, Paola; Pelino, Mario. FTIR spectroscopy investigation of the crystallisation process in an iron rich glass. Journal of the European Ceramic Society. 2005, vol. 25, no. 11, p. 1855-1861.

例4.例3の誌名を略記,巻・号を簡略記述
Pisciella, Paola.; Pelino, Mario. FTIR spectroscopy investigation of the crystallisation process in an iron rich glass. J. Eur. Ceram. Soc. 2005, 25(11), p. 1855-1861.

例5.出版地が補記された欧文誌名,巻が無いので号のみを簡略記述
Fan, H.; Gabaldon, J.; Brinker, C. J.; Jiang, Y. B. Ordered nanocrystal/silica particles self-assembled from nanocrystal micelles and silicate. Chem. Commun. (Camb.). 2006, (22), p. 2323-2325.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電子文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例6.入手先としてURLを記述
下山昌彦. セキュリティスキャナを用いた偽札の新しい検査手法の開発. CICSJ Bulletin. 2005, vol. 23, no. 3, p. 95-98. http://www.jstage.jst.go.jp/article/cicsj/ 23/3/23_95/_article/-char/ja/, (参照 2006-03-07).

例7.入手先としてURLを記述
Takayama, Chitoshi; Inoue, Yoshiro. Morphological development and maturation of the GABAergic synapses in the mouse cerebellar granular layer. Developmental Brain Research. 2004, 150(2), p. 177-190. http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/17162/1/DBR150-2.pdf, (accessed 2007-03-01).

例8. ページ付けが無いので論文番号(e374)を記述,入手先としてURLを記述
Mabon, S. A.; Misteli, T. Differential recruitment of pre-mRNA splicing factors to alternatively spliced transcripts in vivo. PLoS Biol. 2005, 3(11), e374. http://biology.plosjournals.org/perlserv/?request=get-document&doi=10.1371/journal.pbio.0030374, (cited 2006-03-09).

例9.早期公開の例,巻・号・ページが未定,DOIを記述し,入手先としてURLも記述
Palani, D.; Manchanda, Rohit. Effects of heptanol on neurogenic contractions of vas deferens: A comparative study of stimulation frequency in guinea-pig and rat. The Japanese Journal of Physiology. Advance Publication, 2005, doi:10.2170/jjphysiol.RP001205. http://www.jstage.jst.go.jp/article/jjphysiol/advpub/0/0512170019/_pdf/-char/ja/, (cited 2006-04-30).


5.1.2 特集記事中の1記事

著者名.特集標題:論文名.誌名.出版年,巻数,号数,はじめのページ−おわりのページ,ISSN.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).

例1.特集標題を記述
山口昌樹. 特集, 元気をもたらすストレス: ストレスをどう測る. 人間生活工学. 2005, vol. 6, no. 3, p. 20-25.

例2.特集標題を記述
French, J. C.; Chapin, A. C.; Martin, W. N. Special topic section, Document search interface design for large-scale collections: Multiple viewpoints as an approach to digital library interfaces. J. Am. Soc. Inf. Sci. Technol. 2004, vol. 55, no. 10, p. 911-922.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電子文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例3.入手先にURLを記述
中島震, 玉井哲雄. 特集, ソフトウェア工学の基礎: EJBコンポーネントアーキテクチャのSPINによる振舞い. コンピュータソフトウェア. 2002, vol. 19, no. 2, p. 82-98. http://www.jstage.jst.go.jp/article/jssst/19/2/82/_pdf/-char/ja/, (参照 2006-02-13).

例4.欧文誌名は完全誌名,入手先にURLを記述
Komiyama, S.; Nakayama, Y.; Ono, K.; Koizumi, S. Special issue, Spatial hearing: A loudspeaker-array to control sound image distance. Acoustical Science and Technology. 2003, vol. 24, no. 5, p. 242-249. http://www.jstage.jst.go.jp/article/ast/24/5/242/_pdf, (accessed 2006-02-13).


5.2 図書

5.2.1 図書1冊

著者名.書名.版表示,出版地,出版者,出版年,総ページ数,(シリーズ名,シリーズ番号),ISBN.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).

例1. 編者,団体著者,版表示あり
照明学会編. 照明ハンドブック. 第2版, オーム社, 2003, 573p.

例2.版表示なし,シリーズを記述
井尻憲一. 宇宙の生物学. 朝倉書店, 2001, 148p., (シリーズ応用動物科学/バイオサイエンス, 5).

例3.洋書,単独著者,版表示なし
Schlick, T. Molecular Modeling and Simulation. Springer-Verlag, 2002, 656p.

例4.洋書,複数著者,版表示あり
Frenkel, D.; Smit, B. Understanding Molecular Simulation: From Algorithms to Applications. 2nd ed., Academic Press, 2002, 664p.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電子文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例5.出版者(=著者名)を省略,入手先にURLを記述
内閣府編. 交通安全白書. 平成17年版, 2005. http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/index-t.html, (参照 2006-03-07).

例6.出版者(=著者名)を省略,シリーズを記述,入手先にURLを記述
農林水産省農林水産技術会議事務局編. レタスの土壌伝染性病害発生抑制技術の開発. 2004, 109p., (研究成果, 425). http://rms2.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/seika.html, (参照 2006-04-14).

例7.媒体表示として(online)と記述し,入手先として電子書店の名称を記述
van Breemen, Nico; Buurman, Peter. Soil Formation. Boston Kluwer Academic Publishers, 1998. (online), available from SpringerLink, (accessed 2005-04-02).

例8. CD-ROMの場合,出版者(=著者名)を省略
気象衛星センター編. 雲解析事例集: 2001・2002年の顕著事例. 2003. (CD-ROM).

例9. CD-ROMの場合,著者名なし,版表示あり,出版年に推定年を記述
The International Pharmacopoeia. 3rd ed., World Health Organization, [2004?]. (CD-ROM).


5.2.2 図書の1章又は一部

著者名.“章の見出し”.書名.編者名.版表示,出版地,出版者,出版年,はじめのページ−おわりのページ,(シリーズ名,シリーズ番号),ISBN.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).

例1.章の見出しを記述
鵜飼保雄. “遺伝率の相対性”. 量的形質の遺伝解析. 医学出版, 2002, p. 109-110.

例2.章の見出しと版表示を記述
Harrison, B. R. “Risks of handling cytotoxic drugs”. The Chemotherapy Source Book. 3rd ed., Lippincott Williams & Wilkins, 2001, p. 566-580.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電子文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例3.入手先としてウェブサイトの名称とそのURLを記述
伏見康治. “記述的統計学”. 確率論及統計論. 河出書房, 1942. 入手先, 統計科学のための電子図書システムのウェブページ, http://www.sci.kagoshima-u.ac.jp/%7Eebsa/, (参照 2006-05-19).

例4.著者の姓名を完全記述,複数の編者名を記述,入手先としてURLを記述
Belar, Cynthia. “Models and concepts”. Handbook of Clinical Health Psychology. Llewelyn, Susan; Kennedy, Paul eds. Wiley InterScience, 2004, p. 7-19.
http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/summary/109870615/SUMMARY, (cited 2005-12-16).


5.2.3 論文集の1論文

著者名. “論文名”.書名.編者名.出版地,出版者,出版年,はじめのページ−おわりのページ,(シリーズ名,シリーズ番号),ISBN.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).
 ・電子文献については「5.2.2 図書の1章または一部」の例に準ずる。

例1.和文論文集
村主朋英. “医学分野における動向”. 電子メディアは研究を変えるのか. 倉田敬子編. 勁草書房, 2000, p. 59-97.

例2.編者名はなし,シリーズを記述
坂井伸朗, 村上輝夫, 澤江義則. “ヒト肩関節を規範としたロボットアーム関節機構の開発”. 生体機能の解析と医療福祉. バイオメカニズム学会, 2004, p. 147-153, (バイオメカニズム, 17).

例3.英文論文集
Ito, Kenji. “The geist in the institute: The production of quantum physicists in 1930s Japan”, Pedagogy and the Practice of Science. Kaiser, D., ed. MIT Press, 2005, p. 151-184.


5.3 レポート

5.3.1 レポート1冊

著者名.レポート名.出版地,出版者,出版年,レポート番号,総ページ数.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).

例1.レポート番号(V04032)を記述
門倉真二, 加藤央之. 非静力学気象モデルと統計的手法を用いた風速予測手法の評価. 電力中央研究所, 2005, V04032, 22p.

例2.レポート番号(NASA/TM-2004-213050)を記述
Schoren, W. R.; Zampino, E. J. GRC payload hazard assessment: Supporting the STS-107 accident investigation. National Aeronautics and Space Administration, 2004, NASA/TM-2004-213050, 38p.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電子文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例3.レポート番号(100007617)を記述,入手先としてURLを記述
村田正治. プロテインアレイによるたんぱく質の機能解析と環境科学への応用. 新エネルギー・産業技術総合開発機構, 2006, 100007617, 19p.
http://www.tech.nedo.go.jp/WWWROOT/HOKOKUSYO/DOWNLOAD/10000761716.pdf, (参照 2006-07-01).

例4.レポート番号(NASA/TM2005-213427)を記述,媒体表示を(online)とし,入手先としてサイト名を記述
Dolce, J L.; Collozza, A. High-altitude, long-endurance airships for coastal surveillance. NASA Glenn Research Center, 2005, NASA/TM2005-213427, 22p. (online), available from NTRS: NASA technical reports server, (accessed 2006-05-23).

例5.先頭著者以外を省略,レポート番号(UCRL-TR-203892)を記述,入手先にURLを記述
Cullen, D. E. et al. How accuracy can we calculate thermal systems ?. Lawrence Livermore National Laboratory, 2004, UCRL-TR-203892, 40p. http://www.llnl.gov/tid/lof/documents/pdf/307101.pdf, (accessed 2006-04-13).


5.3.2 レポート中の1論文

著者名.“論文名”.レポート名.編者名.出版地,出版者,出版年,レポート番号,はじめのページ−おわりのページ.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).

例1.レポート番号(KURRI-KR-113)を記述
山本正史. “クリアランスレベル制度化の現状と問題点”. 放射性廃棄物管理専門研究会報告書. 京都大学原子炉実験所, 2004, KURRI-KR-113, p. 67-73.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電子文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例2.先頭著者以外を省略,レポート番号(JAXA-RR-05-012)を記述,入手先にURLを記述
井筒直樹ほか. “多層膜構造気球の設計と試験”. 大気球研究報告. 宇宙航空研究開発機構, 2006, JAXA-RR-05-012, p. 1-14. http://stage.tksc.jaxa.jp/library/report/search-17/list/files/RR/RR0512.pdf, (参照 2006-05-22).


5.4 学位論文

著者名.論文名.出版地,大学名,学位授与年,総ページ数,学位請求論文の種類.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).

例1.博士論文
小泉智史. 走行車両の時制階層型環境危険度推論システムに関する研究. 東京工業大学, 2000, 博士論文.

例2.博士論文
Podolsky, Daniel. Interplay of magnetism and superconductivity in strongly correlated electron systems. Harvard University, 2005, Ph.D. thesis.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電子文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例3.博士論文,入手先としてサイト名とURLを記述
竹内敬亮. 3次元空間における任意視点画像生成のための光線情報取得に関する研究. 東京大学, 2001, 141p. 博士論文. 入手先, 東京大学学術機関リポジトリ, http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/79/1/116071.pdf, (参照 2006-05-24).

例4.博士論文,入手先としてURLを記述
Speck, Andrew J. Two techniques produce slow antihydrogen. Harvard University, 2005, Ph.D. thesis. http://www.physics.harvard.edu/Thesespdfs/speck.pdf, (accessed 2006-02-01).


5.5 会議資料

5.5.1 会議報告全体

会議報告書名.編者名.会議開催地,会議開催期間,会議主催機関名.出版地,出版者,出版年,総ページ数,(シリーズ名,シリーズ番号),ISBN.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).
 ・会議主催機関名と出版者が同一の場合は前者を省略してもよい。
 ・会議開催地が東京である場合は省略してもよい。
 ・会議開催年と出版年が同一の場合は出版年を省略してもよい。

例1.会議主催機関名(=出版者)を省略,複数の編者名を記述,会議開催期間は1月10日から1月12日まで
第47回プログラミング・シンポジウム報告集. 中村嘉志, 多田好克編. 箱根, 2006-01-10/12. 情報処理学会プログラミング・シンポジウム委員会, 2006, 212p.

例2.会議主催機関名(=出版者)を省略,シリーズ名・シリーズ番号を記述
先進的計算基盤システムシンポジウムSACSIS2006. 大阪, 2006-05-22/24. 情報処理学会, 2006, 550p., (情報処理学会シンポジウムシリーズ, vol. 2006, no. 5).

例3.先頭編者以外を省略,会議主催機関名・出版者・シリーズを記述
Characterization and Metrology for ULSI Technology 2005. Seiler, David G. et al., eds. Richardson, Texas, 2005-03-15/18, National Institute of Standards and Technology . Springer-Verlag, 2005, 688p, (AIP Conference Proceedings, vol. 788).

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電子文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例4.会議開催地(=東京)を省略,会議主催機関が複数,入手先にURLを記述
第2回情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集. 2005-11-10/11, 科学技術振興機構, 情報科学技術協会共催. 科学技術振興機構. http://www.jstage.jst.go.jp/browse/infopro/2005/0/_contents/-char/ja/, (参照 2006-05-31).

例5.会議報告書のサブタイトルを記述,入手先にURLを記述
Proceedings for the 19th International CODATA Conference: The Information Society: New Horizons for Science. Berlin, 2004-11-7/10. CODATA. http://www.codata.org/archives/2004/04conf/, (accessed 2006-05-31).


5.5.2 会議報告の1論文

著者名.“論文名”.会議報告書名.編者名.会議開催地,会議開催期間,会議主催機関名.出版地,出版者,出版年,はじめのページ−おわりのページ,(シリーズ名,シリーズ番号),ISBN.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).

例1.会議主催機関名(=出版者)を省略,複数の編者を記述
武田徹. “位相X線イメージングを用いた生体試料観察”. X線位相利用計測における最近の展開II. 百生敦, 平野馨一編. つくば市, 2005-05-12/13. 高エネルギー加速器研究機構, 2005, p. 90-92.

例2. 会議報告書名中に主催機関名がある場合
Smith, Geoffrey L. “Vaccinia virus movement in cells”. Microbial Subversion of Host Cells: Sixty-second Symposium of the Society for General Microbiology. Edinburgh, UK, 2003-04-10/11. Cambridge University Press, 2003, p. 69-85.

例3.会議主催機関名を省略,会議開催年と出版年が相異
Phan, Anh Tuan; Leroy, Jean-Louis. “Intramolecular i-motif structures of telomeric DNA”. Proceedings of the Eleventh Conversation in Biomolecular Stereodynamics. Albany, NY, USA, 1999-06-15/19. Adenine Press, 2000, p. 245-251

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電子文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例4.会議主催機関名を詳述,入手先にURLを記述(日本原子力研究所は日本原子力研究開発機構(JAEA)に2005年10月に統合・再編されたので,資料入手先はJAEAのサイトである。)
伊勢史郎. “音場の解析と制御”. 第4回創造的研究のための大規模データマネージメントシンポジウム論文集. 京都, 2002-09-02/04, 日本原子力研究所関西研究所光量子科学研究センター. 日本原子力研究所, 2004, p. 23-26. http://jolisf.tokai-sc.jaea.go.jp/pdf/conf/JAERI-Conf-2004-003.pdf, (参照 2006-06-26).

例5.会議報告書名に会議名を記述,主催機関名(=出版者)を省略,入手先にURLを記述
Scoffin, Robert. “Enterprise-Wide Electronic Notebook Systems: Some IP and Regulatory Issues”. The International Conference for Science & Business Information. Nîmes, France, 2005-10-16/19. Infonortics. http://www.infonortics.com/chemical/ch05/slides/scoffin.pdf, (accessed 2005-12-16).

例6.先頭著者以外を省略,シリーズを記述,入手先にURLを記述
Shiwaku, Hideaki et al. “Cryogenically cooled monochromator with multi-crystal switching system on BL11XU at SPring-8”. Synchrotron Radiation Instrumentation. San Francisco, CA, USA, 2003-08-25/29. American Institute of Physics, 2004, p. 659-662, (AIP conference proceedings, vol. 705). http://proceedings.aip.org/proceedings/confproceed/705.jsp, (accessed 2006-04-13).


5.5.3 会議予稿集及び会議要旨集の1論文

著者名.“論文名”.会議報告書名.編者名.会議開催地,会議開催期間,会議主催機関名.出版地,出版者,出版年,はじめのページ−おわりのページ,ISBN.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).

例1.予稿集,書名中に会議主催機関名(日本火山学会)があるので会議主催機関名を省略,出版者として日本火山学会を記述
岡田弘. “2000年有珠山噴火における火山情報と減災コミュニケーション”. 日本火山学会講演予稿集. 静岡, 2004-10-19/21. 日本火山学会, 2004, p. 39-40.

例2.要旨集,主催機関名(=出版者)を省略
Poole, Keith. “Multidrug resistance by antimicrobial efflux in Pseudomonas aeruginosa”. Abstracts of the 44th Interscience Conference on Antimicrobial Agents and Chemotherapy. Washington, DC, USA, 2004-10-30/11-02. American Society for Microbiology, 2004, p. 487.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電子文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例3.予稿集,入手先にオンラインデータベース名そのURLを記述
目時のり, 浅沼宏子, 久保田律子. “電子カルテシステム稼動2ヶ月後の状況と課題: 病棟看護師の意識調査”. 第4回看護情報研究会論文集. 広島, 2003-7-12. 日本医療情報学会, 2003, p. 26-29. 入手先, CiNii, http://ci.nii.ac.jp/, (参照 2006-04-02).

例4.雑誌に掲載された予稿集なので会議報告書名の後に誌名を記述,入手先にオンラインデータベース名とそのURLを記述
芦田明, 根木純世, 中倉兵庫, 近本裕子, 服部元史, 伊藤克己, 玉井浩. “腎移植患者における血液中プテリジンの検討”. 第47回日本腎臓学会学術総会. 日本腎臓学会誌. 2004, 46(3), p. 241. 入手先, 医学・薬学予稿集全文データベース, http://service.jst.go.jp/med-proc/, (参照 2006-04-02).

例5.予稿集,主催機関名(=出版者)を省略,入手先にURLを記述
Homma, Noriyasu; Sakai, Masao; Abe, Kenichi; Takeda, Hiroshi. “Dynamic neural structure for long-term memory formation”. SICE Annual Conference 2004. Sapporo, 2004-8-4/6. Society for Instrument and Control Engineers. http://www.jstage.jst.go.jp/article/sicep/2004/0/2004_1_1/_article/-char/ja/, (accessed 2006-04-02).


5.6 プレプリント

著者名.プレプリント名.出版地,出版者,出版年,プレプリント番号,ページ数.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電子文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例1.プレプリント番号(KEK Preprint 2004-70)を記述,入手先にURLを記述
平山英夫. 保健物理分野の研究へのEGS4の応用. 高エネルギー加速器研究機構, 2004, KEK Preprint 2004-70. http://ccdb4fs.kek.jp/tiff/2004/0427/0427070.pdf, (参照 2006-06-22).

例2.プレプリント番号(astro-ph/0511003)を記述,出版者としてアーカイブ名(arXiv.org e-Print archive)を記述,入手先にURLを記述
Wang, Lifan. Dust around Type Ia supernovae. arXiv.org e-Print archive, 2005, astro-ph/0511003. http://arxiv.org/abs/astro-ph/0511003, (accessed 2006-04-02).


5.7 特許文献

特許出願人名.発明者名.発明の名称.特許文献の番号等.公開特許公報等の発行の日付.(言語の表示).

例1.日本特許
文部科学省研究振興局長. 廃プラスチック選別機. 特許第3752522号. 2006-03-08.

例2.日本特許,公開特許公報,公開番号では略称(特開)を利用
広島大学. 微生物の高感度迅速検出方法. 特開2006-081506. 2006-03-30.

例3.日本特許,公開特許広報,公開番号では平成11年(1999年)までは元号を利用
理化学研究所. イオン散乱分光装置. 特開平11-345584. 1999-12-14.

例4.アメリカ特許
Smith, Dave W. Compact folding aircraft passenger ramp. U. S. Patent 6,676,358. 2004-01-13.

例5.ヨーロッパ特許
Wisconsin Alumni Research Foundation. Method of in vitro differentiation of neural stem cells, motor neurons and dopamine neurons from primate embryonic stem cells. EP1670901. 2005-03-10.


5.8 規格文書

規格番号:制定年.規格標題.出版者.(言語の表示).

例1.日本工業規格(JIS)
JIS L 1902:2002. 繊維製品の抗菌性試験方法・抗菌効果.

例2.国際電気標準会議(IEC)規格
IEC 62278:2002. Railway applications ― Specification and demonstration of reliability, availability, maintainability and safety (RAMS).

例3.国際標準化機構(ISO)規格
ISO 13856-1:2001. Safety of machinery ― Pressure-sensitive protective devices ― Part1: General principles for design and testing of pressure-sensitive mats and pressure-sensitive floors.


5.9 雑誌へ投稿中の論文

著者名.論文名.誌名.出版年,巻数,号数.(言語の表示),投稿中等の注記,(媒体表示) ,入手先,(入手日付).

例1.投稿中
相場秀太郎, 伊藤修一, 重野寛, 岡田謙一. 映像中の嗅覚情報付加による心理的変動の評価. 日本バーチャルリアリティ学会論文誌. 投稿中.

例2.出版者受理済み論文
Zhang, J; Burger,C.; Chu, B. Nanostructured polymer matrix for oligonucleotide separation. Electrophoresis. Accepted for publication.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電子文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例3.団体著者名,投稿中の論文をプレプリントで公開,論文番号(hep-ex/0512036)と入手先のURLを記述
MINOS Collaboration. First observations of separated atmospheric muon neutrino and muon anti-neutrino events in the MINOS detector. hep-ex/0512036. Submitted to Phys. Rev. D. http://arxiv.org/abs/hep-ex/0512036, (accessed 2005-12-16).

例4.印刷中の論文の早期公開,入手先のURLを記述
Ikeda, Kazuo; Makino, Yasushi; Hoshi, Masaya. Single-phase CFD applicability for estimating fluid hot-spot locations in a 5×5 fuel rod bundle. Nuclear Engineering and Design. in press, http://www.sciencedirect.com/science/journal/00295493, (accessed 2006-04-13).


5.10 ウェブサイト, ウェブページ, ブログ

著者名.“ウェブページの題名”.ウェブサイトの名称.更新日付.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).
 ・ブログの場合はブログ名と更新日付をいれることが好ましい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電子文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例1.ウェブサイト「J-STORE」に掲載された記事
坂本和夫編. “パルスレーザーアブレーションにおけるドロップレットフリー薄膜の作製技術”. J-STORE. 2005-11-01. http://jstore.jst.go.jp/cgi-bin/techeye/detail.cgi?techeye_id=32, (参照 2006-06-23).

例2.PDF文書
“Grants.gov Application Guide SF424 (R&R)”. U.S. Department of Health and Human Services. http://grants1.nih.gov/grants/funding/424/SF424_RR_Guide_General.pdf, (accessed 2006-07-01).

例3.ブログ「オープンアクセスジャパン」の記事,著者名(smine)はハンドルネーム,更新日付を記述
smine. “Wellcome Trust, Blackwell/OUP/Springerと助成研究の即時オープンアクセス提供を契約”. オープンアクセスジャパン. 2005-12-15.
http://www.openaccessjapan.com/archives/2005/12/wellcome_trustb.html, (参照 2006-05-31).


5.11 メーリングリスト, 電子掲示板

発信者名.“題名”.メーリングリストの名称.更新日付.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).
 ・ブログの場合はブログ名と更新日付をいれることが好ましい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 電子文献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例 ウェブ上で公開されているメーリングリスト(Chemical Information Sources Discussion List),更新日付を記述
Mckiernan, Gerry. “iPods and PowerPoint ?”. Chemical Information Sources Discussion List. 2005-12-06. https://listserv.indiana.edu/cgi-bin/wa-iub.exe?A2=ind0512&L=chminf-l&T=0&F=&S=&P=7474, (accessed 2006-06-23).


5.12 データベース

5.12.1 データベースの全体

作成者名.データベース名.バージョン,出版地,出版者,出版年,更新日付.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).
 ・作成者と出版者が同じときは出版者を省略してもよい。
 ・更新日付が記されているときは出版年を省略してもよい。

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例1.出版者(=作成者)を省略,バージョン表示なし,更新日付と入手先の名称とURLを記述
産業技術総合研究所. 有機化合物のスペクトルデータベース(SDBS). 2006-04-11. 入手先,研究情報公開データベース(RIO-DB), http://www.aist.go.jp/RIODB/SDBS/cgi-bin/cre_index.cgi, (参照 2006-05-31).

例2.CD-ROMの例,バージョンと出版地を記述,出版者(=作成者)は省略
Cambridge Crystallographic Data Centre. The Cambridge Structural Database. Version 5.27, Cambridge, UK, 2006. (CD-ROM).


5.12.2 データベースの一部

作成者名.“題名”.データベース名.バージョン,出版地,出版者,出版年,更新日付.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).

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例1.作成者名が不明
“GSJ F07680: Perisphinctes martelli (OPPEL) ”. 地質標本登録データベース. 産業技術総合研究所. http://www.aist.go.jp/RIODB/dform/DGEMS/, (参照 2006-06-30).

例2.作成者名(Kristensen, O. et al.)を記述,米国国立バイオテクノロジー情報センター(NCBI)の分子モデリングデータベース(MMDB)
Kristensen, O. et al. “MMDB: 37793: Crystal Structure of the Ib1 Sh3 dimer at low resolution ”. MMDB - Entrez's Structure Database. National Library of Medicine, National Center of Biotechnology Information. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/Structure/MMDB/mmdb.shtml, (cited 2006-06-30).


5.13 コンピュータプログラム

作成者名.コンピュータプログラム名.バージョン,出版地,出版者,出版年,更新日付.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).
 ・作成者と出版者が同じときは,出版者を省略してもよい。
 ・更新日付が記されているときは出版年を省略してもよい。

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例1.バージョン(Version LG1.1.2-MP1.5.2af)を記述,出版者(=作成者)を省略,更新日付を記述したので出版年を省略
大浦拓哉. FFTとAGMによる円周率計算プログラム. Version LG1.1.2-MP1.5.2af, 2001-11-05. http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~ooura/pi_fft-j.html, (参照 2006-01-19).

例2.例1.の英文例
Ooura, Takuya. PI (=3.14...) Calculation Program based on FFT and AGM. Version LG1.1.2-MP1.5.2af, 2001-11-05. http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~ooura/pi_fft.html, (accessed 2006-01-19).




6. 関連規格

 以下で,IDTは当該ISO規格と一致していること,MODは当該ISO規格を修正していることを示す。

6.1 全般

(1)JIS X 0807:1999. 電子文献の引用法. (ISO 690-2:1997 (IDT)).
(2)ISO 690:1987. Documentation ― Bibliographic references ― Content, form and structure.
(3)ISO 690-2:1997. Information and documentation ― Bibliographic references ― Part 2: Electronic documents or parts thereof.

6.2 翻字・ローマ字書きについての規格

(1)ISO 9:1995. Information and documentation ― Transliteration of Cyrillic characters into Latin characters ― Slavic and non-Slavic languages. (キリル文字).
(2)ISO 233:1984. Documentation ― Transliteration of Arabic characters into Latin characters. (アラビア文字).
(3)ISO 233-2:1993. Information and documentation ― Transliteration of Arabic characters into Latin characters ― Part 2: Arabic language ― Simplified transliteration. (アラビア語−簡略翻字).
(4)ISO 233-3:1999. Information and documentation ― Transliteration of Arabic characters into Latin characters ― Part 3: Persian language ― Simplified transliteration. (ペルシャ語−簡略翻字).
(5)ISO 259:1984. Documentation ― Transliteration of Hebrew characters into Latin characters. (ヘブライ語).
(6)ISO 259-2:1994. Information and documentation ― Transliteration of Hebrew characters into Latin characters ― Part 2: Simplified transliteration. (ヘブライ語−簡略翻字).
(7)ISO 843:1997. Information and documentation ― Conversion of Greek characters into Latin characters. (ギリシャ文字).
(8)ISO 3602:1989. Documentation ― Romanization of Japanese (kana script). (日本語かな文字).
(9)ISO 7098:1991. Information and documentation ― Romanization of Chinese. (中国語).
(10)ISO 9984:1996. Information and documentation ― Transliteration of Georgian characters into Latin characters. (グルジア文字).
(11)ISO 9985:1996. Information and documentation ― Transliteration of Armenian characters into Latin characters. (アルメニア文字).
(12)ISO 11940:1998. Information and documentation ― Transliteration of Thai. (タイ語).
(13)ISO/TR 11941:1996. Information and documentation ― Transliteration of Korean script into Latin characters. (韓国文字).
(14)ISO 15919:2001. Information and documentation ― Transliteration of Devanagari and related Indic scripts into Latin characters. (デーバナーガリー及び関連インド文字).

6.3 表記法・略記法についての基準・規格

(1) SIST 05:2007. 雑誌名の表記.
(2)SIST 06:2007. 機関名の表記.
(3) JIS X 0304:1999. 国名コード. (ISO 3166-1:1997 (IDT)).
(4)JIS X 0412-1:2004. 言語名コード−第1部:2文字コード. (ISO 639-1:2002 (MOD)).
(5) JIS X 0412-2:2004. 言語名コード−第2部:3文字コード. (ISO 639-2:1998 (MOD)).
(6) JIS X 0801:1989. 雑誌名の情報交換用略記方法. (SIST 05:1981 のJIS化).
(7)JIS X 0802:1989. 機関名の情報交換用表記方法. (SIST 06:1981 のJIS化).
(8) ISO 4:1997. Information and documentation ― Rules for the abbreviation of title words and titles of publications.
(9) ISO 639-1:2002. Codes for the representation of names of languages ― Part 1: Alpha-2 code.
(10)ISO 639-2:1998. Codes for the representation of names of languages ― Part 2: Alpha-3 code.
(11)ISO 832:1994. Information and documentation - Bibliographic description and references - Rules for the abbreviation of bibliographic terms.
(12)ISO 3166-1:1997. Codes for the representation of names of countries and their subdivisions ― Part 1: Country codes.
(13)ISO 3166-2:1998. Codes for the representation of names of countries and their subdivisions ― Part 2: Country subdivision code.
(14)ISO 3166-3:1999. Codes for the representation of names of countries and their subdivisions ― Part 3: Code for formerly used names of countries.

6.4 日付の表記についての規格

(1)JIS X 0301:2002. 情報交換のためのデータ要素及び交換形式 ― 日付及び時刻の表記.(ISO 8601:2000 (MOD)).
(2)ISO 8601:2004. Data elements and interchange formats ― Information interchange ― Representation of dates and times.



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