【10月31日開催】2024年度第2回J-STAGEセミナー「Machine Readability in Scholarly Communications/学術コミュニケーションにおける機械可読性」

2024年10月01日

イベント

科学技術振興機構(JST)では、 J-STAGE登載誌の質向上のための情報を提供するJ-STAGEセミナーを開催いたします。2024年度のJ-STAGEセミナーは年間テーマを「J-STAGEの論文が世界中で広く読まれるために ~研究成果の機械可読性・流通性の向上~」と題して、3回にわたり開催する予定です。2024年5月に改定したJ-STAGE中長期戦略のうち、特に推進する機械可読化および識別子・メタデータ充実の推進についての情報を提供します。
10月31日に開催する第2回 J-STAGEセミナー「Machine Readability in Scholarly Communications /学術コミュニケーションにおける機械可読性」は、国際STM出版社協会(International Association of STM Publishers: STM)とのジョイントイベントとして開催します。本セミナーでは、メタデータと永続的識別子の重要性について紹介し議論するとともに、それらが論文の機械可読性向上、さらには活用につながることを示すため、LLM開発に論文全文が活用されている事例を紹介します。
多くの方のお申し込み、ご参加をお待ちしております。
<開催概要>
【日時】
 2024年10月31日(木) 9:30-11:45
【開催形態】
 Zoomによるオンラインセミナー
※参加には、ZoomアプリまたはZoomアカウントへのサインインが必要です。
【プログラム(予定)】
 9:30-9:35 開会挨拶(JST)
 9:35-9:45 「Welcome by STM」
        -Caroline Sutton氏(STM)
 9:45-9:50 「J-STAGE中長期戦略改定について」
        -中島 律子(JST)
 9:50-10:10 「What is a PID? Why you should care about PIDs in scholarly publications」
        -Heather Staines氏(Delta Think)
 10:10-10:30 「識別子とメタデータ充実化がもたらす機械可読性の向上と科学技術政策への影響」
         -七丈 直弘氏(一橋大学大学院 ソーシャル・データサイエンス研究科)

 10:30-10:35 休憩

 10:35-10:55 「Are identifiers needed when we have AI?」
         - Geoff Bilder氏(Consultant)
 10:55-11:15 「大規模言語モデルの研究の現状と科学論文の活用に向けた展望」
         -相澤 彰子氏(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系)
 11:15-11:45 質疑応答/パネルディスカッション
        モデレーター:Caroline Sutton氏(STM)、中島律子(JST)
 11:45 閉会挨拶

※プログラムの内容・時間等は予定であり、変更される可能性があります。
【対象】
J-STAGE利用機関、ジャーナル出版に関心の高い方(参加無料)