PLOS ONE、研究計画から研究レポートの出版までをサポートする“Registered Reports”を導入すると発表
PLOS ONEは、1月14日、研究計画から研究レポートまでをサポートする"Registered Reports"を導入すると発表した。
これは、研究者の研究計画、データの収集と分析、レポートの執筆という研究プロセスをサポートするサービス。
本サービスを利用することにより、研究者は研究プロセスの第1段階で、研究設計、研究方法、研究倫理などを含んだ研究計画書を提出すると、PLOS ONEの公開基準を満たしているかなどがピアレビューされ、フィードバックを得ることができる。また研究計画書が採択されデータの収集・解析、レポートを執筆し提出した段階で、再びピアレビューおよびフィードバックを得ることができ、採択されたレポートは出版できる。
本サービスは、研究の確かさや再現性の向上につながり、研究の初期段階における研究内容の明確化や出版スピードの向上などにも寄与するとしている。
[ニュースソース]
Registered Reports are Coming to PLOS ONE ― PLOS ONE 2020/01/14 (accessed 2020-01-16)