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米国OSTPによる連邦政府から助成を受けた研究の査読付き学術出版物、データおよびコードのパブリックアクセスに関する新たなポリシーの議論における、要点および関係者らの主張(記事紹介)
2020年05月26日 | 北米・中南米

Science誌は、5月21日、"Will Trump White House tear down journal paywalls? Many anxiously await a decision"と題する記事を公開した。

 

本記事は、米国OSTPによる連邦政府から助成を受けた研究の査読付き学術出版物、データおよびコードのパブリックアクセスに関する新たな行政政策案における、議論の要点や関係者らの主張をまとめたもの。

 

研究成果の即時OA(オープンアクセス)化への移行には、講読モデルからAPC(論文掲載料)モデルへの転換といった広範なビジネスモデルの転換が伴うこと、転換にかかる費用の規模およびその費用を誰が負担するのかが議論の中心になっていること、機関や出版社が試算した転換にかかる費用にバラつきがあり一部で混乱を招いていることなどを紹介している。

 

そのほかに、一部の出版社およびその関係者が新たなポリシーの導入を緩やかに進めるよう求めていること、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)パンデミックの影響により一時的に当該研究成果へのアクセスが容易になっている現状について、OA推進者がその永続化を願う一方で一部出版社が収益への影響を懸念していることなども示してしている。

 

[ニュースソース]

Will Trump White House tear down jo​urnal​​ paywalls? Many anxiously await a decision ― Science 2020/05/21 (accessed 2020-05-25)

 

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