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南アフリカのOAモノグラフの現状と展望(記事紹介)

Digital Science社は、6月2日、"State of Open Monographs Series: Where in the World are Open Access Monographs Being Published? Part I: South Africa"と題する記事を公開した。

 

本記事は、南アフリカのコンソーシアムSANLiC(South Africa National Library and Information Consortium)の交渉チームの関係者への聞き取りや関連文献の情報を基に、南アフリカのOA(オープンアクセス)モノグラフの現状をまとめたもの。

 

南アフリカは、国全体として、STEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics、科学・技術・工学・数学)分野のみならずSSH(Social Sciences and Humanities、社会・人文科学)分野における積極的なオープンサイエンスの推進を提唱した政府の"White Paper on Science, Technology, and Innovation(2018)"に同調しているとするSANLiC関係者のコメントを紹介。

 

Dimensionsのデータに基づき、BRICS※における南アフリカのOAモノグラフ数および2010年から現在までの非OA/OAモノグラフの割合は低いものの、OAモノグラフの数が増加している現状、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響、オープンな学術へのニーズが増している状況を踏まえ、2025年には国内のOAモノグラフの割合が80%になるという大学出版局関係者のコメントも紹介している。

 

※経済発展が著しい、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国の新興5か国をさす造語。

 

[ニュースソース]

State of Open Monographs Series: Where in the World are Open Access Monographs Being Published? Part I: South Africa ― Digital Science 2020/06/02 (2020-06-04)