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cOAlition Sの“Rights Retention Strategy”は本当に著者の知的財産権を守るためのものなのか(記事紹介)
2020年07月27日 | ヨーロッパ

Scholarly Kitchenは、7月20日、"cOAlition S's Rights Confiscation Strategy Continues"と題する記事を公開した。

 

本記事は、cOAlition Sの"Rights Retention Strategy"※が著者の知的財産権を守るためではなく、知的財産権の移行先が出版社から公衆に変わるだけであると指摘。

 

"Rights Retention Strategy"を読み解くのに必要な著作権や著作権者、CC BYライセンスなどを説明した後、本来あるべき姿は、助成を受けた著者が著作権の下で排他的権利を保持し適宜行使できようにすることであり、権威を持つcOAlition Sおよび参加機関が "Rights Retention Strategy"に示された条件を研究者に課すことが妥当か否か疑問を投げかけている。

 

※cOAlition Sが7月15日に発表した、AAM(Author Accepted Manuscript、著者最終稿)をCC BYライセンスで公開することを助成要件に含めることなどを盛り込んだ戦略。

 

[ニュースソース]

cOAlition S's R​​ights Confiscation Strategy Continues ― Scholarly Kitchen 2020/07/20 (accessed 2020-07-21)

 

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2020年07月20日 cOAlition S​​​、"Plan S Rights Retention Strategy"を策定