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最近20年間でOAジャーナル176誌がインターネットから姿を消し、現存する900誌も消失する可能性が高い(記事紹介)
2020年09月16日 | 北米・中南米

Nature誌は、9月10日、"More than 100 scientific journals have disappeared from the Internet"と題する記事を公開した。

 

本記事は、8月27日にarXivで公開されたプレプリント"Open is not forever: a study of vanished open access journals"を概説したもの。

 

2000年から2019年の間に出版されたOA(オープンアクセス)ジャーナルを分析した結果、176誌がインターネット上から消え、その半数以上が社会科学、人文科学分野であったこと、88誌が学協会もしくは研究機関が発行するジャーナルであったこと、論文の出版を停止しているように思われる900誌も消失する可能性が高いことなどを示している。

 

その他に、OAジャーナルがインターネットから消失する理由、LOCKSSやCLOCKSS、Portico、PKP PN(Public Knowledge Project's Preservation Network)などのサービスから漏れてしまうジャーナルが多数あること、現状でOAジャーナルの活動状況を追跡できるデータベースがないこと、本分析には購読ジャーナルは含まれていないことなども紹介している。

 

[ニュースソース]

More than 100 sc​​ientific journals have disappeared from the Internet ― Nature 2020/09/10 (accessed 2020-09-14)​