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IOP Publishingが全ジャーナルの査読方式をダブルブラインドに決めた理由(記事紹介)
2020年09月16日 | ヨーロッパ

​Scholarly Kitchenは、9月10日、"IOP Moves to Universal Double-blind Peer Review: An Interview with Kim Eggleton"と題する記事を公開した。

 

本記事は、全ジャーナルの査読方式を査読者、著者ともに互いを明かさないダブルブラインドに決定した、IOP PublishingのResearch Integrity and Inclusion(仮訳:研究公正および包摂性​)マネジャーへのインタビューをまとめたもの。

 

ダブルブラインド方式採用の目的は学術出版物の質の向上、出版決定に関する公平性・平等性の改善であること、その理由として当該方式が最も公平であるとする研究結果が出ていること、査読者がより客観的に査読を行うことができ、良質な研究成果の出版の増加だけでなく質の低い研究成果の出版を減少できることなどを挙げている。

 

その他に、オープン査読方式が注目を浴びる中でダブルブラインド方式を採用することについて、オープン査読は、研究を批評されたシニア研究者からの報復の可能性などを理由に若手研究者に人気がないこと、名前を公開する査読者はコメントに慎重になり建設的な批判ができなくなる傾向があること、IOP Publishingは出版前の査読にはダブルブラインド方式を、出版後の査読には透明性のあるtransparent reviewを提案することで相互に補完できると考えていることなどを示している。

 

[ニュースソース]

IOP Moves to Univer​​sal Double-blind Peer Review: An Interview with Kim Eggleton ― Scholarly Kitchen 2020/09/10 (accessed 2020-09-15)

 

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2020年09月10日 IOP P​ublishing、全ジャーナルの査読方式をダブルブラインドにすると発表