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UNESCO、第41回総会でオープンサイエンス、AI倫理、教育に関する勧告などを採択
2021年11月30日 |

UNESCO(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization、国連教育科学文化機関)は、11月25日、第41回総会でオープンサイエンス、AI(Artificial Intelligence、人工知能)倫理、教育に関する勧告などを採択した。

 

採択あるいは承認したのは、"UNESCO Recommendation on Open Science" "Recommendation on the Ethics of Artificial Intelligence" "Paris Declaration: A Global Call for Investing in the Futures of Education"。

 

UNESCO Recommendation on Open Scienceは、オープンサイエンスにおける分野や地域の違いおよび発展途上国の科学者などが直面している課題を認識し、国レベルだけでなく同一地域におけるデジタル、技術、知識の格差是正のための政策および国際的な枠組みを提案している。

 

また、オープンサイエンスを公正かつ公平に実行するための行動として、オープンサイエンスの定義や原則の共通理解の促進、政策環境の整備、インフラやサービス・人的資源・トレーニング・教育への出資、インセンティブの調整、科学プロセスにおける革新的なアプローチおよびステークホルダー間の協力の推進などを示している。UNESCOは、加盟国に対し、本勧告の規定適用を推奨している。

 

Recommendation on the Ethics of Artificial Intelligenceは、AIの悪用、不平等や隔たりの深化などのリスクや課題に対応するために、グローバルで包括的な倫理指針および規範を示している。

 

Paris Declaration: A Global Call for Investing in the Futures of Educationは、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)によるパンデミック後の教育への支援強化策を示している。

 

[ニュースソース]

UNESCO's General Conference reaches global agreements on artificial intelligence, open science and education ― UNESCO 2021/11/25 (accessed 2021-11-29)

UNESCO Recommendation on Open Science ― UNESCO (accessed 2021-11-29)

Recommendation on the Ethics of Artificial Intelligence ― UNESCO (accessed 2021-11-29)

Paris Declaration: A Global Call for Investing in the Futures of Education ― UNESCO (accessed 2021-11-29)

 

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