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STI Updates

米国:研究不正の調査費は多大(論文)

PLoS MEDICINEに"The Costs and Underappreciated Consequences of Research Misconduct: A Case Study"と題した研究不正の調査費に関する論文が掲載された。著者はニューヨーク州ロズウェルパーク癌研究所 (Roswell Park Cancer Institute)のArthur M. Michalek氏ら4名。

(Summary Points試訳)
・研究不正の影響は広範で、その調査費は馬鹿にならない。
・研究不正の一事例の調査費(直接間接費)の試算は可能である。
・評価プロセスの全段階の費用を試算したある調査では、直接費は52万5千ドルに達した。
・個々の国にとって、研究不正の全事例(研究公正局への報告の有無を問わない)の調査関連費は、指数関数的に高額となろう。

nature newは8月17日、上記の論文に言及し、著者は09年に米国の研究公正局へ報告された研究不正(217件)だけでも調査費は1.1億ドルと試算していることや、研究不正の影響を数値化することの正当性は疑問とした専門家たちの見解を紹介した。

[ニュースソース]
The Costs and Underappreciated Consequences of Research Misconduct: A Case Study - PLoS MEDICINE, 2010/8/17
High price to pay for misconduct investigations – nature news, 2010/8/17