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ゲイツ財団、OA出版事業の立ち上げを発表
2017年03月29日 | ヨーロッパ

ゲイツ財団は3月23日、"Gates Open Research"を2017年後半に立ち上げると発表した。"Gates Open Research"は、英ウェルカム財団が2016年に立ち上げた、投稿後に査読を開始する"Wellcome Open Research"をモデルとし、同財団の助成研究論文およびデータの出版の加速を目指す。

 

"Wellcome Open Research"と同様に、出版サービス管理をF1000Researchが受け持つ。またすべての論文に対する論文掲載料(APC)の全額がカバーされる。透明性の高い査読プロセスにより、論文の受理あるいは不受理といった編集上の決定よりも、研究論文の改善に焦点を当てた専門家からの建設的なフィードバックが期待される。

 

またネイチャー誌によると、欧州委員会(EC)もまた、3月21日ベルリンで開催されたオープンサイエンス会議においてECの代表者から、Horizon2020助成研究の出版プラットフォームの構築を検討しているとの発言があった。EC広報担当者によると、欧州のオープンサイエンス政策の開発・実施について助言を与える専門家グループOpen Science Policy Platform(OSPP)に、このアイデアに対する意見を求めている。

 

[ニュースソース]

Gates Foundation announces open-access publishing venture - ネイチャー 2017/3/23


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2016年07月08日 英ウェルカム財団、新OAジャーナル"Wellcome Open Research"を刊行へ