米国ロングアイランド大学・情報コンピュータサイエンス学部のMargaret氏は、このたび、検索でのタグの有用性に関する調査報告書“Searching with Tags: Do Tags Help Users Find Things?”を公開した。
この内容は、本年8月にモントリオールで開催された国際知識組織化学会(ISKO)第10回国際会議で発表されたもの。
(Abstract試訳)
情報検索プロセスにおけるタグの有用性について調査した。調査参加者は、学術論文専門のソーシャルブックマーキングツール(CiteULike)とオンライン論文データベース(Pubmed)を検索し、検索プロセスでタグが有用だったかどうかを調べた。参加者の動作はスクリーンキャプチャソフトで撮影し、検索プロセスを説明してもらった。予備調査の結果、ユーザーは、検索ガイドとしてかつ役立ちそうな論文へのハイパーリンクとしてタグを利用していたが、論文データベースの統制語彙も利用していた。
[ニュースソース]
Paper — Searching with Tags: Do Tags Help Users Find Things? – resourceshelf, 2008/11/1