米国：重み付き検索エンジン開発へ

2008年11月10日

北米・中南米

Online Computer Library Center （OCLC）など3機関は、11月7日、図書館員が推薦するウェブサイトに重み付けをした検索エンジン“Reference EXTRACT”を共同開発すると発表した。

この計画は、Google、Yahoo、MSN等のエンジンは容易に検索できるが、その検索結果は信頼性・精度に欠けることがあるため、図書館員が評価した信頼性の高いサイトを検索できるようにしようとするもの。

開発に参加するのは、OCLC、シラキュース大学情報学部、ワシントン大学情報学部で、外部より10万米ドル（1000万円相当）の助成を受ける。議会図書館、ワシントン大学、メリーランド州ほか世界の2000館以上の図書館員が最もよく利用するサイトに重み付けされる。