米国:人権としての情報入手(論文紹介)

2008年12月02日

北米・中南米

アリゾナ大学准教授Kay Mathiesen氏が、「人権としての情報入手」と題する論文を公表した。

(Abstract試訳)
情報権には、情報を作成し通信する権利(例:表現の自由、結社の自由)や、情報へのアクセスを制限する権利(例:個人情報、知財)、および情報へアクセスする権利(例:思想の自由、読む権利)がある。本稿は、情報への自由アクセスに関する権利に焦点を当て、情報入手は基本的人権である旨を論じる。また、アクセス権は単なる自由権ではなく、福祉権でもあることを論じる。すなわち、個人の情報権は、政府に情報アクセス提供義務を課すものである。

[ニュースソース]
Access to information as a human right – OPEN ACCESS NEWS, 2008/12/1