スタンフォード大学ロースクールは、12月8日、米国内で異議申し立てがなされている知財訴訟に関するデータベース“Stanford Intellectual Property Litigation Clearinghouse(IPLC)”を無償公開したと発表した。
IPLCは他の公知のソースからは入手できない情報も含んでおり、これにより、国内の知財訴訟情報をリアルタイムで調査し、究極的には特許、著作権、商標、独禁、企業秘密等を規制する制度の有効性も分析できるという。
なお、IPLCは段階的に公開される。このたび公開されたPatent Litigation Moduleは、現時点で、地裁に異議申し立てのあった2000年以降の23,000件以上の訴訟情報を含んでいる。
[ニュースソース]
・Stanford Intellectual Property Litigation Clearinghouse Launched – DigitalKoans, 2008/12/10
・OA database of IP litigation – OPEN ACCESS NEWS, 2008/12/10