オープンアクセス(OA)作業部会は、1月13日、オバマ政権移行作業チームに対し、公的助成による研究成果の公開は経済活動、科学、保健に資するとして、NIH方針を好例に挙げ、当該成果のOA化を促進するよう具申した。
同部会は、研究成果のOAに関する共同支援活動のためのフレームワーク構築を目指して学術出版学術資源連合(SPARC)が2003年に発足させたもので、現在、アメリカ法律図書館協会(AALL)、アメリカ図書館協会(ALA)、北米研究図書館協会(ARL)などの図書館関連協会を中心に14の団体が参画している。
[ニュースソース]
・OA Working Group proposes an OA mandate to the Obama transition team – OPEN ACCESS NEWS, 2009/1/13
・Public Access to the Published Results of Publicly Funded Research Will Benefit the Economy, Science, and Health - ARL
[関連サイト]
米国:NIH方針反対派、オバマ次期政権へ働きかけ - 2009/1/8