NISOは、8月3日、「図書館資料の物理的送付」についての検討を行うか問う投票を9月1日締め切りで開始した。
これは、図書館間の貸出における物理的な資料の送付にかかるコストを最小化するため、取り扱い方法の推奨手順の検討を提案するもの。予定では、梱包方法や送付に関するコード類、ラベリング、所要時間、紛失損傷の扱いなどについての標準的な取り扱いや推奨手順を18ヶ月程度で取りまとめる。投票はNISOメンバーに限られるが、メンバー外の検討グループ参加者も同時に募集している。ALA調査では図書館相互貸借(ILL)の資料輸送に全米で年間25百万ドル以上かかっており、その縮減を目指す。
・Physical Delivery of Library Resources 提案詳細
[ニュースソース]
New NISO Proposal on the Physical Delivery of Library Resources - NISO, 2009/8/3