北米研究図書館協会(ARL)は、8月10日、「パブリック・アクセス・ポリシー」と題する調査報告を発表した。(本文は有料)
これは、2009年2月にARL加盟図書館を対象に行った、所属研究者が助成を受けた機関のオープンアクセス方針に従うのに必要な支援を行うための図書館のリソースとサービスの状況について調査したもので、米国の63館とカナダの7館が回答した。7割ほどの図書館で支援の取り組みがあり、6%は準備中、11%は取り組みがなく、11%については他の部局が支援を担当していた。この調査では更に、支援担当の組織構成や行っているサービスの内容、他組織との協力関係、オープンアクセスについての情報収集や課題についても報告している。
[ニュースソース]
Public Access Policies, SPEC Kit 311, Published by ARL - ARL, 2009/8/10