7月中旬に、他の査読誌に却下されたことを掲載条件とする数学の雑誌が創刊された。自前の査読は行わず、緩やかな掲載条件の下、査読の経過と却下理由などを明らかにした著者のオープンレターとともに他誌に却下された論文を掲載していく興味深い取り組み。これまで闇に葬られてきた新奇すぎる研究や誤りなどを、他の研究者が参考にできるようにすることを目的とする。
[ニュースソース]
Inaugural Issue of Rejecta Mathematica Released - Rejecta Mathematica, 2009/7
[関連記事]
Huddled maths - The Economist, 2009/7/29
Rejecta Mathematica - wrong, rogue and log(ブログ), 2009/7/17