中国科学院(CAS)傘下の国家科学図書館(NSL)は、国際図書館連盟(IFLA)第75回年次大会(8月23-27日ミラノ開催)で、同国でのオープンアクセス(OA)の現状を紹介する。
NSLは、本年2月、機関リポジトリ"Knowledge Repository"を開設、会員に対して論文発表1ヶ月後の収載を義務化した。また、CAS傘下の各機関にIRの構築を呼びかけ、ネットワーク連合を計画するとともに、OA促進サイトOpen Access Portal を運用している。
IFLAでは、NSLでのOAの現状が4つの観点(IR、OAリソース統合、国際協力、課題)で紹介される。
[ニュースソース]
Open access mandate in the National Science Library (NSL), Chinese Academy of Science (CAS) – eiflnet, 2009/8/17
[I関連サイト]
75th IFLA General Conference and Council (国際会議案内) - 2009/6/24