JISCは、8月12日、近現代史の教材として5.6万枚の写真と500時間以上の映像資料を揃えたアーカイブを構築し、来年7月に公開すると発表した。
今回、最近25年分の資料を中心とする11コレクションが公募により選定され、JISCからJISC Collectionsへの25百万ポンドの出資を財源に、高等教育機関での教材としての利用に対する25年分の著作権料がAP通信を始めとする10団体に支払われる。
JISC Collectionsは、英国の高等教育機関向けのデジタル資料の利用契約を取りまとめるために設立されたJISCの関連会社。同社の揃えた電子ジャーナル、電子書籍、画像などのコンテンツは、海外向けにも有償で提供されている。現在、この新しいアーカイブのサンプルは、Digital Images for Education initiativeで一般公開されている。
[ニュースソース]
From Gorbachev to global warming: education experts choose images for JISC Collections archive - JISC、2009/8/12