宇宙航空研究開発機構(JAXA)と東京大学大学院理学系研究科は、3月30日、赤外線天文衛星「あかり」が観測した赤外線で輝く天体の情報を集めた「赤外線天体カタログ」(住所録)を公開した。
今回公開された「あかり」のカタログは、全天の96%以上をカバーし、天体総数は約130万で、従来用いられていたものに比べ、より高い解像度、より高い感度、より広い波長域の情報を含む、大規模なカタログ(5倍)であるとのこと。
・DARTS/Akari:カタログの公開URL
※DARTS (Data ARchives and Transmission System):天文学、太陽物理学、および、太陽地球系物理学など多分野にわたる宇宙科学のデータアーカイブス
[ニュースソース]
新世代の赤外線天体カタログ、日本から世界に公開へ - 宇宙航空研究開発機構, 2010/3/30