米国:研究者の行動様式(調査結果)

2010年04月08日

北米・中南米

Ithaka S+Rは、4月7日、大学の研究者の意識と行動様式の調査結果"Faculty Survey 2009: Key Strategic Insights for Libraries, Publishers, and Societies"を公表した。Ithakaの戦略研究部長 Roger C. Schonfeld氏とアナリストRoss Housewrightの共著。

今回の調査は第4回目で、主なテーマを「学内図書館の利用実態」「研究での印刷体から電子媒体への移行対応」「電子環境下での研究生活の変化」の3つとし、2009年9月、全米の研究者35,000名にアンケート用紙を送付した。回答者は3,025名(回答率8.6%)。

調査の結果、研究者はオンラインの研究資料を好む一方、成果の発表では、専門分野での昔ながらのモデル(地位、在職期間、昇進)に大きく左右されていることなどが分かった。

[ニュースソース]
Aligning Investments with the Digital Evolution:results of 2009 Faculty Survey Released - Ithaka, 2010/4/7