JISC、「情報探索行動」調査結果を総合分析(報告書)

2010年04月09日

北米・中南米 ヨーロッパ

英国情報システム合同委員会(JISC)は、このたび、ユーザーの情報探索行動に関する調査12件を分析した総合レポート"The Digital Information Seeker:report of Findings From Selected OCLC, RIN and JISC User Behaviour Projects" (PDF 61ページ)を公表した。

これは、米英でOCLC、研究情報ネットワーク(Research Information Network、RIN)、JISCが実施したユーザー情報探索行動調査12件の結果を分析しまとめたもの。これらの調査は、インフォプロが図書館利用者の情報探索行動を理解すると共に、利用者のニーズに応える情報サービスとシステムの開発に係る諸問題を検討できるようにするため実施された。

(Introduction第1パラグラフ試訳)
多くのユーザー行動調査結果が文献で発表されウェブにも載っている。研究者の行動様式のみに絞った調査もあれば、一般市民の行動様式を調べたものもある。特定分野の研究者の情報探索行動をとりあげたものもあれば、多分野の研究者の行動をとりあげたものもある。学部生や学士、大学院生のみを対象とした調査や、これらの各集団と研究者の情報探索行動を比較したものもある。若い成人の行動をとりあげたものもある。

[ニュースソース]
The Digital Information Seeker:report of findings from selected OCLC, RIN and JISC user behaviour projects:調査12件へのリンク、サマリーも – JISC