去る4月15日に開催された総合科学技術会議の基本政策専門調査会で、平成23年度から始まる第4期科学技術基本計画を策定するための基本方針(素案)が示された。
・基本政策専門調査会 (第7回) 議事次第:配布資料へのリンクも。
資料2 科学技術基本政策策定の基本方針(素案)(PDF)に、以下の内容などが記載されている。
Ⅱ.国家戦略の柱としての2大イノベーションの推進
4.イノベーションの創出を促す新たな仕組み
(3)イノベーションを誘発する新たな仕掛け
② 知的財産権制度の見直し及び知的財産の適切な保護・活用 (P.15)
「公的資金による研究成果(論文及び科学データ)について、原則としてオープンアクセスを確保する。」
Ⅳ.我が国の基礎体力の抜本的強化
4.国際水準の研究環境の形成
(3)研究情報基盤の整備 (P.24)
Ⅴ.これからの新たな政策の展開
3.科学・技術コミュニケーションの抜本的強化 ~国民とともに創り進める政策~
(2)科学・技術コミュニケーション活動の推進 (P.28-29)
(3)研究情報の分かりやすい形での発信 (P.29)
「公的資金による研究論文は、すべて機関リポジトリに登録することとし、その際には、一般向けにも分かりやすい数百字程度の説明を添付する。」
[ニュースソース]
総合科学技術会議 > 新着情報 > 【平成22年 4月22日】 基本政策専門調査会第7回会合(2010/4/15)の配付資料、第6回会合(2010/3/25)の議事録(PDF)を掲載しました。