英国情報システム合同委員会(JISC)は、このたび、ウェブ環境下でユーザがどのように情報資源に信頼を置くかについて調査した報告書"Users' trust in information resources in the Web environment:A status report"(PDF 63ページ)を公表した。
(Executive Summary抜粋試訳)
本調査の目的は次の3つ:(1)ウェブ環境下の研究学習用情報資源の利用・提供に関する信頼性の評価・確立方法を概観すること、(2)詳細調査に相応しいソリューションは何かと、学術情報資源の信頼性評価方法を確立すれば情報リテラシーの育成に役立つか、とを評価すること、(3)信頼性を認識すれば情報利用者の行動様式にどのような影響があるかについて理解を深めること。
文献調査と聞き取り調査を実施し、証拠に基づく結果を得た。オンライン情報の信頼性に影響を及ぼす要因は3つ、すなわち、情報資源の内部要因、外部要因、利用者の認識状態である。
[ニュースソース]
Users' trust in information resources in the Web environment - JISC