研究成果のオープンアクセス(OA)化を促進させる活動を学生間で広め、学術誌の高騰抑制を図ることを目指した連合"Right to Research Coalition"が09年6月ワシントンで発足し、学術出版学術資源連合(SPARC)の下で運営されているが、これまでは鳴かず飛ばずだったようだ。
The Chronicle of Higher Education の記事で、連合の理事は次のように語っている。
同サイトのブログへの投稿が最近までなかったことから判断すると、学生たちは、教科書代の値上げとは異なり、学術誌の高騰には関心が薄い。連合を支援する団体も増えている。OA化促進は学生たちが影響力を発揮できる領域だ。海外にも活動範囲を広げて学生たちの理解を深め、知の広範な実質無償普及に向けて取り組みたい。
[ニュースソース]
SPARC > Latest News > December 16, 2010
Coalition Looks to Rally Student Support for Open-Access Publishing
from the Chronicle of Higher Education