北米研究図書館協会(ARL)は、このたび、米国の研究図書館におけるFair Use実態調査報告書"Fair Use Challenges in Academic and Research Libraries"(PDF23ページ)を公表した。
図書館員は、主要5分野の業務(教育学習支援、スカラシップ支援、保存、展示とアウトリーチ、障碍者コミュニティーへの貢献)遂行に際してfair useをどれほど意識しているかを調査したもので、65名が1時間におよぶ内密電話調査に協力した。
その結果、著作権法遵守意識は大変強い、自分たちのliability(法的責任、義務)には殆ど関心がない、所属図書館の遵法性確保に責任を感じていることなどが分かった。
[ニュースソース]
New Report "Fair Use Challenges in Academic and Research Libraries" Now Available – ARL 2010/12/20