ハーバード大学図書館とマサチューセッツ工科大学(MIT)図書館は、両学長の命により、21世紀の図書館を目ざして連携を強化する。
両館は従来、traditional library materialsを中心に公式・非公式の協力関係があったが、今後はdigital materialsを中心に連携を強化し、教育・学術研究に相応しいオープンアクセス(OA)共同プログラムや共同取得・ライセンスの実施を目指す。このため、2011年末までに次の4階層の行動計画を策定する。
1.Reciprocal access to circulating collections(貸出用蔵書への相互アクセス)・・・2千万冊の一体運用
2.Enhancing digital preservation and collection practices(電子的保存・収集の強化)・・・OA促進用
3.Developing wider access to electronic information(電子情報へのアクセス拡大化)・・・新知識普及のためのライセンス契約の新モデルを検討
4.Envisioning joint off-site storage facilities for the future(共同オフサイト保管設備を計画)
[ニュースソース]
Harvard and MIT libraries explore far-reaching alliance – MIT news 2011/2/4