日本:ネット上の著作権保護強化は必要か-アニメ動画配信を事例として(論文紹介)

2011年02月17日

日本

経済産業研究所(RIETI)は、このほど、インターネット上でのコンテンツ配信ビジネスと著作権保護のあり方について、日本のテレビアニメを題材に、動画における私的コピーの影響をとりあげる、具体的にはネット上の配信であるYouTubeとWinnyが、DVD売上とビデオレンタル収入を減少させているかどうかを検証した結果を公開した。
本研究では、全体として、私的コピーによる著作権者の収益減少は限定的であり、YouTubeの場合著作権者の収入を増やすこともあるという結論が得られている。

[ニュースソース]
更新情報バックナンバー:2010年度 > 2月1日更新 □ディスカッション・ペーパー 「ネット上の著作権保護強化は必要か-アニメ動画配信を事例として」(田中 辰雄 (ファカルティフェロー)):概要、ノンテクニカルサマリーと本文[PDF:601KB]へのリンク - RIETI, 2011/2/1