HathiTrustを解き明かす(記事紹介)

2011年06月13日

北米・中南米

6月9日付Library Journalに"Unlocking HathiTrust:inside the Librarians' Digital Library"(HathiTrustを解き明かす:図書館員の電子図書館の内幕)と題する記事が掲載された。サブタイトルは「図書館による図書館のための大規模電子図書館について全ての図書館員が知っておくべきこと」。

これはクレアモント大学図書館のChar Booth氏とHathiTrustのHeather Christenson氏・Paul Fogel氏との対談をまとめたもので、HathiTrustの超概要、名称の由来、生い立ち、数値データ、使途、コンテンツ収録方法、協力者、Google BooksやInternet Archiveとの違い、図書館にとっての重要性、著作物公開への取り組み、技術上の課題、ポリシー上の課題、印刷体コレクションへの影響、デジタル化した資料の品質管理、メタデータ提供元、巨大ネットワークでの協働の意義などが紹介されている。

因みに、"Hathi"はヒンディー語の「象」-記憶力、知恵、強さの象徴-で、HathiTrustのロゴの由来。

[ニュースソース]
Unlocking HathiTrust:inside the Librarians' Digital Library – Library Journal 2011/6/9