王立協会の出版部門"Royal Society Publishing、RSP"が分子・細胞レベルの生物学分野の査読誌"Open Biology"を同協会初のオープンアクセス(OA)誌として発刊する。
編集員・編集委員は全員が第一線で活躍する研究者で、科学的卓越性、重要性、独創性に優れた論文を探し、査読者を選ぶ。著者負担の論文出版料(article processing charge)は1,932ドル/1,200ポンド/1,440ユーロ(15万円相当)。
著者のメリットとして、速やかな論文発表、厳正で建設的な査読、即時OA化、e-onlyの発表に伴う即時被引用、著作権・再利用権の留保、出版社によるPubMed Centralへの収載、個別論文ダウンロード情報などがあるとしている。
王立協会/RSPのOA方針はこちら。
[ニュースソース]
・Royal Society Publishing>News>Announcing the launch of a new open access journal from the Royal Society –RSC 2011/7/4
・Open Biology - open for business – Mailing List SPARC-OAForum 2011/7/5
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