本年4月1日より使用が開始されている消費者庁(CAA)のシンボルマークが、米国OCLCの運営する世界の図書館所蔵書誌データベース"WorldCat"の商標と類似していた問題について、同庁長官が記者会見した。
(要旨)
・CAAは、公募から選定したシンボルマークを4月1日より使用している。
・OCLCより7月6日、自社の登録商標との類似の指摘と使用中止の要請があった。
・マーク選定過程で特許庁に類似商標の照会をしたが、確認できなかった。
・マーク作者は、困惑している、自分のオリジナルデザインだと主張。
・OCLCとCAAは分野競合しておらず、このまま使用しても法的な問題はないと理解するも、適切さに鑑み、修正する。
[ニュースソース]
福嶋消費者庁長官記者会見要旨-消費者庁 2011/7/13