知財保護が低・中所得国の医療に及ぼす影響（会議報告）

2011年08月22日

北米・中南米ヨーロッパ

英Wellcome Trust と米The American Pharmaceutical Group (APG) が2010年11月にロンドンで共催した国際会議"Intellectual Property Conference"の模様が報告書、ビデオ、プレゼンテーション資料の形で公表された。

この会議は、多くの専門家（公衆衛生、法律、行政、NGO、製薬）が参加し、新薬など医療品の知財権保護が低・中所得国の医療に及ぼしている現状と問題点・課題を討議したもので、「知財保護は不可欠なるも、現状のやり方では医薬品が公平・手頃に低・中所得国へ届いていない」としている。