オーストラリア: ANDS、報告書「データ提供の費用便益」を公表

2011年12月02日

アジア・オセアニア

オーストラリア国立データサービス(The Australian National Data Service、ANDS)が標記の報告書"Costs and Benefits of Data Provision:report to the Australian National Data Service" (PDF66ページ)を公表した。

公共部門の情報(Public Sector Information、PSI)を無償提供・利用するに際し、情報を生み出す機関と利用者が体験する費用便益を事例研究し、PSIへのオープンアクセスがもたらす経済効果を推定するもの。

報告書の作成者は、豪ビクトリア大学・戦略経済学研究所のJohn Houghton氏で、これまでにも、英国JISC、オランダSURF Foundation、欧州Knowledge Exchange、米国SPARC、デンマーク科学技術イノベーション省/デンマーク電子研究図書館などから委託を受け、同種の調査を実施している。 (本欄でも都度紹介済み)

[ニュースソース]
Costs and Benefits of Data Provision – ANDS 2011
[関連記事]
Costs and Benefits of Data Provision:report to the Australian National Data Service – DigitalKoans 2011/11/28