「学術誌のBig Dealを値下げしなければ契約更新しない」との強い姿勢をElsevierとWiley-Blackwellに示していた英国研究図書館協会（RLUK）が、Elsevierとの新5ヶ年協定にこぎつけ、4ヶ月間の膠着状態に終止符を打ったとThe Chronicle of Higher Educationが報じている。
先にWiley-Blackwellと英国高等教育機関向け電子コンテンツライセンス交渉窓口JISC Collections とが新条件で3か年協定を締結したことが大きく影響したようだ。
この結果、ElsevierとWiley-Blackwellの学術誌講読に関する図書館界のコスト削減は、契約期間中で2,000万ポンド（24億円相当）になるとRLUKは見ている。
[ニュースソース]
Deadlock breaks as RLUK announces new 'big deal' with Elsevier – The Chronicle of Higher Education 2011/12/2
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