米国: 科学者のソーシャルメディア利用法(論説紹介)

2011年12月12日

北米・中南米

「科学者はソーシャルメディアをどう利用して研究成果を伝えるか」(How scientists use social media to communicate their research)(PDF3ページ)と題する論説がJournal of Translational Medicine(第9巻11月号、2011)に掲載されている。著者は米Strategic Communications Consulting社のLaura Van Eperen氏と国立衛生研究所のFrancesco M Marincola氏。

(Abstract要旨試訳)
世界中の人々が様々なコンテンツを絶え間なく同時に共有している。科学者もこの動向を知っている。ソーシャルメディアで研究成果を迅速・効率的に世界の隅々まで伝達できるようになった。では、どのプラットフォームをどのように利用しているのか。明らかなのは、専門分野と気持ち次第で様々なプラットフォームを利用しているということ。ソーシャルメディアの将来は未知なるも、不断の成長と影響力が推測できる。科学者はソーシャルメディアを利用しなければならないということも。ソーシャルメディアを通じた大衆とのコミュニケーション力は、科学技術情報を専門家や一般集団へ流通させるのに不可欠だ。

[ニュースソース]
How scientists use social media to communicate their research – Journal of Translational Medicine
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