マックス・プランク情報科学研究所等、検索時の名前の曖昧性を解消するソフトウェアを開発

2014年02月27日

ヨーロッパ

独マックス・プランク情報科学研究所(Max Planck Institute for Informatics)等のコンピューター・サイエンティストは、検索時の名前等の曖昧性を解消するソフトウェアを開発した。

例えば、Merkel(メルケル)という名前をウェブで検索した場合、ドイツ連邦共和国首相のAngela Merkelなのか、サッカーコーチのMax Merkelなのかを区別できない。今回開発されたAIDAというソフトウェアは、無料のインターネット百科事典Wikipediaを利用し、テキスト中の意味と関連がありそうな人物や場所とを関連付け、スコア化する。

意味(mention)と人物などの検索対象とのマッピングにより検索性を上がるだけでなく、大量のテキストを効率的に分析することができるとしている。

[ニュースソース]
Bundeskanzlerin oder Trainer? Software findet zu mehrdeutigen Namen in Texten die richtige Person – Saarland University 2014/2/26
[関連記事]
Research From Germany: Software Maps Ambiguous Names in Texts to the Right Person - Infodocket 2014/2/26