小欄記事「Springer社とIEEE、コンピューター作成論文を削除」で紹介した件に関し、Natureの2月27日付記事"Publisher reacts to fake-paper-gate"は、論文削除に対する両社の姿勢の違いを次のように報じた。
Springerは声明書で「当該論文は撤回ではなく削除中である。削除後プレースホルダーにその旨を記す。再発防止策を検討中」としている。
IEEEは声明書で「基準を満たさない論文は直ちに削除し、再発防止手順を改善した」とするも、購読者への案内はなく、当該論文にアクセスすると"page not found"が表示される。