英国王立協会と全米科学アカデミー、気象変動に関す書籍を共同刊行

2014年02月28日

北米・中南米 ヨーロッパ

英国王立協会(Royal Society)と全米科学アカデミー(National Academy of Sciences, NAS)はこのたび、Climate Change: Evidence and Causesと題する気象変動に関する書籍を共同刊行した。

以下、全米科学アカデミー会長Ralph J. Cicerone氏のコメントから抜粋。

気象変動について科学者の意見が一致していること、まだ明らかではないことなど、最新の科学的証拠に人々が容易に接することができるようににするため、この書籍を刊行した。我々は気象変動について知りうることを評価し、関係する人々、教育者、意思決定者、指導者に対し説明し、気象変動の脅威にどのように対処すべきか、人々の対話を促す責任がある。今こそ、気象変動によってもたらされる人類の現在と将来への影響を食い止めるべく、議論すべき時である。

[ニュースソース]
Royal Society and U.S. National Academy of Sciences release joint publication on climate change - Royal Society 2014/2/27
U.S. National Academy of Sciences, U.K. Royal Society Release Joint Publication on Climate Change – National Academy of Science 2014/2/27