国際的、学際的研究活動におけるビッグデータの潜在的役割を明らかにすることを目的とし、6月8~9日中国北京で開催された「国際的科学プログラムに対するビッグデータの国際学術会議」において、CODATA等国際組織はビックデータに関する提言とアクション声明を採択した。
提言:
1. 国際的科学プログラムに対するビッグデータの重要性に答える
2. 学会に対するビッグデータの利点を引き出す
3. 国際協調によりビッグデータの理解を高める
4. 世界の研究基盤を通じてビッグデータへの普遍的アクセスを推進する
5. ビッグデータ科学における能力強化、スキル開発を奨励する
6. ビッグデータを最大限活用するため政策展開を促す
具体的アクション:
1. 国際的科学プログラムに対するビッグデータの事例を提示する
2. 科学的専門分野に亘るビッグデータ・ソリューションの共有を推進する
3. ビッグデータの研究方針、倫理的・法的課題
4. ビッグデータの研究管理と持続可能な挑戦
2014年11月インドニューデリーで開催されるSciDataCon2014において第一回目の作業部会を開催し、作業計画の詳細を決定する。
[ニュースソース]
Big Data for International Scientific Programmes:A Statement of Recommendations and Actions - CODATA 2014/6/16