英国7研究会議、研究成果のレポーティングシステムを一本化

2014年06月17日

ヨーロッパ

英国の7研究会議は6月11日、研究成果のレポーティングをデータ収集プラットフォーム"Researchfish"に一本化すると発表した。

すでに移行を終えている科学技術設備会議(Science & Technology Facilities Council)と医学研究会議(Medical Research Council)に加え、英国芸術人文科学研究会議(Arts and Humanities Research Council)、バイオテクノロジー生物科学研究会議(Biotechnology & Biological Sciences Research Council)、工学・物理科学研究会議(Engineering & Physical Sciences Research Council)、経済社会研究会議(Economic & Social Research Council)、自然環境研究会議(Natural Environment Research Council)が今回移行する。今までのResearch Outcomes System(ROS)が保有する2014年4月末までのデータはこの新システムに移行される。

このシステムにより、複数の機関へのレポーティングが必要な研究者にとっては、1つのプラットフォームからデータ入力でき、シンプルで、一貫した、精度の高い研究成果のレポーティングが可能となる。

[ニュースソース]

All UK research councils to report findings through unified digital platform for the first time - Projects Magazine 2014/6/11

Research Councils move to Researchfish - MRC 2014/6/5