9月にオランダアムステルダムで開催予定の第4回Research Data Alliance(RDA)総会に先立ち、isgtw誌が行ったGary Berg-Cross氏へのインタビュー記事を紹介する。同氏はSpatial Ontology Community of Practice(SOCoP)事務局長、米国RDA諮問委員、およびRDA Data Foundation and Terminology(DFT)ワーキング・グループ 共同議長を務める。
記事より抜粋:
RDAの活動:データのオープン化、再利用において直面する問題点をインタレスト・グループ(IG)で話し合い、特定の事項についてワーキング・グループ(WG)で18か月以内にその解決を見出す。次回総会では、最初に発足したWGがちょうど18か月を迎えることになり、その成果発表に期待している。
DFT WG:RDAのさまざまなWGやIG間の社会・技術的(socio-technical)コミュニケーションを支援し、データ科学ドメインにおける基本概念の調和(harmonization)を促進することを目指している。異なる分野で使用される主要なデータ管理や基盤に関する用語と概念を整理し、共通の概念的モデルを構築しようとしている。EUDAデータ・フェデレーション・プロジェクトやDataOneから得られた、データ統合を簡素化させるのに有用な初期的概念の流れがRDAのDFTに合流した。
次回総会:新しくdata "fabrics" IGが立ち上がる。データ・リポジトリ、レジストリ、自動化方針といった根本的要素をより統一的な方法で定め、多様なつながりの型を促進する方法を検討する。
[ニュースソース]
Laying the foundations for better sharing of research data - isgtw 2014/8/13